アクセンチュアの新戦略
2016-03-17 13:00:02

アクセンチュアが推進するインクルージョンとダイバーシティの新たな取り組み

アクセンチュアが描くインクルージョンの未来



アクセンチュアはインクルージョンとダイバーシティを企業戦略の中心に据え、職場環境の整備を進めています。このビジョンのもと、3月11日に社外有識者によるアドバイザリー・ボードを設立したことが発表されました。この新たな構想は、多様な人材が活躍できる職場の実現に向けた重要なステップとなります。

昨今の成果と目指す未来



アクセンチュアは過去10年間で、特に日本における女性の活躍を推進し、女性社員数は3倍に、女性管理職数は4倍に増加するという実績を持っています。さらに、2020年までに日本オフィスの女性社員比率を28.5%から33%に、管理職比率を12.7%から20%に引き上げる目標も設定しました。

アクセンチュアが今後目指すのは、単なる女性活躍の推進に留まらず、より広範精神でインクルージョンとダイバーシティを深めることです。そのためには、自社内の取り組みだけでなく、社会全体との対話が必要と考え、専門家とともに議論を進めています。

アドバイザリー・ボードの役割



新たに設立されたアドバイザリー・ボードは、社外の有識者たちが集まり、戦略を策定していく場となります。様々な性別、国籍、スキル、経験を持つメンバーが参加し、アクセンチュアの社員が最大限に能力を発揮できる環境づくりを支持します。ボードの議長を務めるのは、日産自動車株式会社の副会長、志賀俊之氏です。

また、このボードは組織内外での情報発信を行い、次世代の働き方や職場環境の在り方について意見を交わしていきます。その活動の第1弾として、国際女性デーのイベントで約1,000名の女性社員の前で設立趣旨を説明しました。

論議を前進させる



アドバイザリー・ボードには、学校法人インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢の小林理事や、株式会社ワーク・ライフバランスの小室社長、Slush Asiaのアンティ・ソンニネンCEOなど、多彩なバックグラウンドを持つメンバーが名を連ねています。これにより、多面的な視点からの議論が進められ、具体的な施策が打ち出されることが期待されます。

課題と展望



今後、アクセンチュアが直面する課題は、これまで以上に多様性を受け入れ、社会全体の変化に対応した働き方を模索することです。インクルージョンとダイバーシティの強化は、社員一人ひとりのパフォーマンス向上に直接的に寄与すると信じています。新たなアプローチを通じて、企業の発展だけでなく、さらなる社会的変革を促進していけることでしょう。

このように、アクセンチュアは新たなボードの設立を通じて、より良い職場環境づくりに力を入れ、多様な人材が活躍できる土台を築いていくことを目指しています。2020年の目標を達成した後も、挑戦は続き、これからの活動に多くの注目が集まります。

詳細情報については、
アクセンチュアの公式ホームページでご確認ください。

まとめ



アクセンチュアが新たに設立したアドバイザリー・ボードは、その活動を通じてインクルージョンとダイバーシティの推進がどう進化するのか、多くの人々の期待を集めています。未来の企業の姿がどのように変わっていくのか、今後の取り組みに注目しましょう。

会社情報

会社名
アクセンチュア株式会社
住所
東京都港区赤坂1-11-44赤坂インターシティ
電話番号
03-3588-3000

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。