女性活躍の戦略化
2026-09-07 10:46:49

地方経営における女性活躍を戦略化する実例を紹介

地域の持続的発展への道筋を探る



香川県東かがわ市で行われた『男女共同参画講演会』において、株式会社日本総険の取締役副社長、葛石晋三が地方経営における女性活躍の重要性とその実践例を紹介しました。この講演は、地方都市が抱える労働力不足という形で顕在化する問題への一つの解決策として注目されています。

地域の現状と課題



東かがわ市は、国内の地場産手袋生産シェアで約90%を占める町として知られている一方で、全国的な人口減少の波に飲み込まれ、労働力の確保が急務となっています。この課題に対処するためには、従来の「意識啓発」に留まらず、実際に働き方や制度改革を進めることが求められています。

講演内容の核心



今回の講演では、女性活躍を生存戦略とするための具体的なノウハウが紹介されました。

【1】 同質性リスク
講演の冒頭では、企業経営における同質性リスクの危険性が強調されました。意思決定層が同じような価値観や属性の人間ばかりで構成されている場合、組織は視点の偏りを引き起こしやすくなります。これを解決するために、多様な人材の登用が必要であり、単なる採用活動にとどまらず、組織全体の視野を広げる戦略的アプローチが必要です。

【2】 組織改革の実例
続いて、日本総険が実施した組織改革の具体例が示されました。「事務員」という枠組みを廃止し、職位に依存しない自由な働き方を促進したことで、多くの女性社員が主体的に行動できるようになりました。このような改革により女性役員も登場し、経営層における女性の存在が広がっています。

【3】 世代間の意識ギャップの克服
さらに、世代間での価値観の違いが女性活躍への障害となっている現実についても言及されました。特に、自宅での家事や育児分担に対する意識は若い世代と親世代で大きく異なることが確認され、企業だけでなく家庭環境の見直しも必要であるとされました。この無意識の偏見を取り除くことが、女性が活躍するための第一歩だと葛石社長は強調しました。

これからの展望



地域経営のさらなる発展には、国や自治体も含めた多くの意思決定者が「男女の賃金差や女性管理職比率」の公開を義務化することに対し、高い意識を持つ必要があります。企業はただ利益を追求するのではなく、地域に根ざした取り組みを通して、真の意味での女性活躍の社会実装を実現することが求められています。
最後に、葛石副社長は「持続可能な地方経営を実現するためには、地域社会との連携が不可欠」と締めくくり、地域の発展に向けた継続的な努力の重要性を訴えました。


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会社情報

会社名
株式会社日本総険
住所
香川県高松市サンポート2-1高松シンボルタワー9階
電話番号
087-823-2850

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