いちご栽培と環境保護
2021-12-03 11:00:09
東急プラザ原宿の新プロジェクトでいちご栽培と環境保護を連携
東急プラザ表参道原宿がスタートする新プロジェクト
「PASS THE BATON-OMOHARA」と題されたこのプロジェクトは、その名の通り、持続可能な社会の構築を目指した取り組みです。東急プラザ表参道原宿内で発生する生ごみを、株式会社komhamの提供する「コムハムコンポスト」によって堆肥化し、この堆肥を利用して育てられた新鮮ないちごを、レストラン「bills」にてメニューの一部として提供するという流れを作り出します。
プロジェクトの概要と進行状況
このプロジェクトは2つの重要な側面を持っています。一つは、地域社会の一貫した循環型経済の実現。もう一つは、来館者と地域の皆さんが共に参加し、楽しむことのできる体験を提供することです。
プロジェクトは2021年11月から開始され、生ごみの微生物分解を通じて堆肥化が行われ、2022年春にはメインのいちご栽培へと進む予定です。6月には、レストラン「bills」でこのいちごを使ったメニューが提供される予定です。これにより、食のサステナビリティのみならず、地域との結びつきを強化することも目指します。
東急プラザ表参道原宿のビジョン
このプロジェクトについて、東急プラザ表参道原宿の総支配人、城間剛氏は、「開業10周年を迎えるにあたって、地域の皆さまに還元することが重要だ」とコメントしています。SDGsの考え方を基に、未来の子供たちに幸せで持続可能な社会を残すために、「今」という時間を大切にし、次世代に責任を持つ姿勢が伺えます。
「今、私たちの行動が、未来にどのように影響を与えるのか」という視点を持ちながら、来館者への感謝の意を込めたプロジェクトの推進が計画されています。これは単なるサービスの提供だけでなく、地域の環境問題や持続可能性についての意識を高める役割も果たしています。
株式会社komhamの持つ使命
プロジェクトに参加している株式会社komhamは、持続可能な選択肢を提供することをミッションに掲げ、生ごみの効率的な処理に力を入れています。代表取締役の西山すの氏は、東急プラザ表参道原宿に「コムハムコンポスト」を導入することで、環境に優しい方法での廃棄物処理を追求していると話しています。
彼は、このプロジェクトを通じて、地域の人々との接点を持ち、より良い環境を築いていくことに喜びを感じているとのことです。また、持続可能な仕組みの構築に貢献できることを誇りに思っていると語ります。
まとめ
「PASS THE BATON-OMOHARA」は、環境保護とビジネスが交差する新しい試みです。来館者は、この取り組みを通じて自分たちがどのように地域とつながり、持続可能な社会を築けるかを体感できるでしょう。
このプロジェクトが成功すれば、他の商業施設や地域社会にとっても示範となるモデルケースとなる可能性が高く、今後の展開にますます注目です。私たち一人一人が環境に優しい選択をすることが、まさにこのプロジェクトの根底にある理念です。
会社情報
- 会社名
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株式会社komham
- 住所
- 北海道札幌市厚別区下野幌テクノパーク1丁目1-10-211号
- 電話番号
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