医誠会が提唱する新しい聴覚の理解『聞き取り困難症LiD』とは？

医誠会が提案する新たな聴覚の課題

2024年12月20日、大阪市である特別な医学講座が開催されます。この講座のテーマは、「聞こえているけど、言葉として聞き取れない『聞き取り困難症LiD』」。この症状に特化した内容で、耳鼻咽喉科の領域における最新の知見を学ぶ貴重な機会です。大阪府大阪市を基盤とする医療法人医誠会が主催し、専門の医師が分かりやすく解説します。

『聞き取り困難症LiD』とは？

通常、私たちは静かな場所では普通に聞こえますが、騒がしい環境に身を置くと会話が理解できなくなる方が増えています。「他の人が普通に会話しているのに、自分だけが聞き取れない」という症状を訴える方々が、人々の中に増えてきているのです。このような症状は、小児から成人まで年齢を問わず、時に遺伝的な要因が関与していることもあると言われています。

聴力検査での異常がない場合は？

耳鼻咽喉科での聴力検査によって、異常が認められないにもかかわらず、音声を言葉として聞き取ることができないと感じる場合、『聞き取り困難症』の可能性があります。講座も、この症状の診断方法やそれに対するアプローチについて詳しく説明される予定です。

講師紹介　阪本浩一医師

講座では、医誠会国際総合病院の耳鼻咽喉科診療副院長、阪本浩一医師が講師を務めます。阪本医師は臨床遺伝専門医であり、日本耳鼻咽喉科学会や日本音声言語医学会に属する専門家です。彼の豊富な経験と知識をもとに、受講者にとって理解しやすい内容が期待できます。また、詳細な説明だけでなく、質疑応答コーナーも設けられており、参加者は直接講師に質問できる貴重な機会があります。