福岡発のスタートアップが東京で魅了した「RAMEN TECH」
最近、東京のSusHi Tech Tokyoで開催された「RAMEN TECH」が大きな注目を集めました。このイベントは、国内外のスタートアップ関係者が集まり、新しいビジネスチャンスを生み出すことを目的としています。
個性豊かなブースが話題に
「RAMEN TECH」という名のもと、ラーメン屋台を模したブースは、多くの来場者に親しみを持って迎え入れられました。このユニークな展示は、イベントの認知度を向上させ、出展しているスタートアップ企業の商談機会を増やす重要な役割を果たしました。
高島市長も訪問
イベント中、福岡市の高島市長がブースを訪れ、そこに出展しているスタートアップから直接事業概要を聞き取り、彼らに向けたエールを送りました。これは福岡市が注力するスタートアップ支援の象徴でもありました。
参加スタートアップの紹介
以下に「RAMEN TECH」に出展したスタートアップの一部を紹介します。
- - KAICO株式会社:昆虫カイコを利用した経口ワクチンの研究開発。
- - Chiral株式会社:創薬におけるクラウド技術を活用したSaaSを提供。
- - MarbleXR株式会社:ウォレット連携が可能なインタラクティブARアプリの開発。
- - 株式会社OneAI:生成AIを駆使したチャットマーケティングツール「ChiChat」の開発。
コラボレーション事例
ブースの運営を支援しているColive Fukuokaは、世界中の起業家やリモートワーカーが福岡で交流し、地域ビジネスとのマッチングを図るアジア最大規模のプログラムを展開しています。地域密着型のビジネスから国際的な文化体験に至るまで、多彩な機会が提供されています。
福岡の魅力を発信
「RAMEN TECH」では、福岡が持つスタートアップエコシステムの魅力も紹介されました。5月8日、Fukuoka Growth Nextの池田事務局長は、「オールジャパンで切り拓く日本のスタートアップ・エコシステム」というセッションに登壇し、大阪や愛知の関係者と共に、地域の特性とアジアとの接近性を活かした連携の可能性について語り合いました。
さらに、5月9日には福岡市関係者が二つのセッションに登壇し、福岡市のグローバル戦略について深い議論が行われました。参加者たちは、福岡市の開発したスタートアップ支援施策がいかに効果的かを示し、成功事例や未来のビジョンを熱く語りました。
今後の展望
「RAMEN TECH」は2025年10月の第二週に福岡市の天神・大名エリアで官民一体となって開催予定です。このイベントが新しいビジネスモデルを生み出すきっかけになることが期待されます。これからの続報にぜひご注目ください。
お問い合わせ情報
福岡市の経済観光文化局創業推進部グローバルスタートアップ推進課への問い合わせは、電話092-711-4706またはメール
[email protected]で受け付けています。