複業の実態と課題
2025-02-05 10:31:59

複業・副業の実態調査から見える新たな収入源と課題

複業・副業の実態調査から見える新たな収入源と課題



近年、複業や副業が注目を集める中、株式会社Another worksの提供する複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」は、複業に関する実態調査を行いました。この調査の結果からは、副業経験者の増加とともに、新たな課題も浮かび上がっています。調査対象者は20代から40代のビジネスパーソンで、調査目的は複業文化の発展に向けてリアルな実態を把握することです。

調査結果の概要


本調査では、複業経験者の割合が46.7%に達し、過去2年間で13.1ポイント増加したことが示されています。また、月収5万円以上の副業者は全体の46%に及び、安定した新たな収入源として多くの人に受け入れられていることがわかりました。

原因の一つとして、複業未経験者の76.2%が「賃上げの見込みがない」と答えており、収入を分散させるための手段として、副業が検討されています。しかし、複業を始める際の課題として、2.5人に1人は「相談できる人がいない」や「適正報酬がわからない」といった声を上げており、制度や情報、相談相手の不足が指摘されています。

副業の目的と取り組む人々


副業を実施している人々の目的に関しては、「自由に使えるお金を増やすため」が最も多く、次いで「収入減を分散させるため」と続いています。これは、リスクマネジメントの視点から副業を捉えている人が増えていることを示唆しています。また、「スキルアップ」や「現職ではできないことに挑戦する」といったキャリア形成の一環として副業を考える人も存在し、複業の目的は多岐にわたります。

課題と展望


調査の結果、複業を未実施の人々の中には、約30%が2025年には副業を始めたく考えているものの、「現職が忙しい」「自身に適した複業がわからない」といった理由で実施に至っていません。特に賃金の見通しが薄いという現状は、複業を検討する諸層の意識に強く影響を及ぼしています。また、相談相手の不在が特に大きな障壁となっていることが浮き彫りになりました。

結論


今回の調査結果は、複業がますます一般的な収入源として認識される中で、依然として多くの人が課題に直面していることを明らかにしています。複業クラウドでは、プロフィール登録時に単価の相場を提示し、ユーザーが自身の報酬を知ることができるようサポートしています。今後も、複業が当たり前の社会を実現するために、誰もが気軽に取り組める環境を整えることが重要です。なお、調査結果については自由に利用可能で、情報の出所を明記することで報道などにも利用できるとのことです。これからも複業に対する理解を深めるための研究や環境整備が進むことが期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社Another works
住所
東京都港区虎ノ門5丁目13-1 虎ノ門40MTビル3階
電話番号
03-6452-8125

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