国産ポリウレア登場
2022-07-19 07:09:02
千代田ビル管財が国産ポリウレア製品「ADHA 1000」を発表!
千代田ビル管財、オリジナル国産ポリウレア「ADHA 1000」を発表
千代田ビル管財株式会社のポリウレア事業部が、待望の国産ポリウレア「ADHA(アドハ)1000」を開発したと発表しました。この高機能塗材は、海外製品に依存していた日本の市場に新たな風を吹き込む可能性を秘めています。
「ポリウレア」の特性とは?
「ポリウレア」は、紫外線に強く、加水分解抵抗性に優れた塗材であり、さまざまな施工用途で利用されています。具体的には、防水、床補強や、多数の国際的なビッグイベントのスタジアム、海上橋やトンネルのメンテナンスなど、幅広い用途で使用されています。また、石油、ガス、水道などの配管やパイプの強化にも重宝されています。
この製品の大きな特徴は、爆破にも強いという特性です。そのため、米国国防総省ではその性能が評価され、塗布されています。また、テレビのバラエティ番組でも、スイカや生卵に塗布されることで、その圧倒的な強度が視聴者に印象付けられました。
強化された性能と国産化の意義
隠れた重点は国産化により、輸入に依存するリスクを減少させる点です。新たに開発されたADHA 1000は、米国基準を上回る厳密なピュアポリウレアにより、さらに性能向上が見込まれています。
これにより、国内市場の安定性を高めつつ、経済的な安全保障リスクの軽減にも寄与します。
販売計画と施工システム
現在、ADHA 1000の販売方法は調整中ですが、決まり次第発表される予定です。既存の海外製品も含めて、国産品との併売を進めていくとのことです。また、ポリウレア施工に特化した超小型スプレーシステム「ジェットライナー」の販売も実施中。新たに開発されたスプレーガンアタッチメントを使用することで、高圧システムでも遜色ない性能の塗膜が生成できるようになったとのこと。
メンテナンスショーでのデモ活動
なお、千代田ビル管財は、東京ビッグサイトで開催される『メンテナンスレジリエンスTOKYO 2022第47回 プラントメンテナンスショー』に出展し、ADHA 1000の完成を発表します。現地のブースではQUADRO Mixing Technologyの実機も展示される予定です。
まとめ
千代田ビル管財が展開する国産ポリウレア「ADHA 1000」は、塗材業界に新たな可能性をもたらす製品として、多くの注目が集まっています。今後の動向から目が離せません。
さらに詳細な情報については、千代田ビル管財の公式ウェブサイトも参照してください。お問い合わせはメールにて受け付けております。
会社情報
- 会社名
-
千代田ビル管財株式会社
- 住所
- 東京都中央区日本橋茅場町1-3-7千代田ビル
- 電話番号
-
03-3666-3344