開業110年を祝い、受賞の栄光を掴んだ東京ステーションホテルの歴史

開業110年を究めた名門ホテル

2025年10月27日、東京ステーションホテルを特集した待望の書籍『東京ステーションホテル100年先のおもてなしへ』がついにリリースされます。この初の試みは、名門ホテルの深いホスピタリティの背景と、110年にわたる歴史を掘り下げます。著者の上阪徹が、ホテルの魅力をスタッフの視点から細やかに描写し、読者に新たな視点を提供する一冊となっています。

名門の快挙

開業から110年を迎える東京ステーションホテルは、今年多くの権威ある賞を獲得しました。世界的な旅行雑誌「コンデナスト・トラベラー」の「日本のトップホテル部門」では第2位、アメリカ版でも第7位に選ばれるという栄誉を手にしました。また、650以上のホテルが加盟する「スモール・ラグジュアリー・ホテル・オブ・ザ・ワールド」でも「SLHスピリットアワード」を受賞。これらの結果は、ホテルのホスピタリティが国際的に認められていることの証です。

ホスピタリティの真髄

200ページ以上にわたる本書では、ホテルのスタッフたちのインタビューを通じて、彼らがどのようにして「唯一無二の価値」を創出しているのかが明らかにされます。豪華な外観だけでなく、その中に息づくホスピタリティの精神。リピーター率が驚異の40％を誇る理由は、単なるサービスにとどまらず、スタッフの意識改革や、ゲストとの信頼関係が深く関係しています。

本書では、再開業に向けてのスタッフの行動指針「Our Promise」や、茶道に基づく「おもてなし三原則」も紹介され、どのように未来へとつながるかを探求。我々はこの先の100年間も、東京を代表するホテルとして輝き続けることを目指しているのです。

スタッフの物語

その中で紹介されるのは、11名のホテルスタッフの「ストーリー」です。彼らの言葉を通じて、運営の裏側や、お客様への想いが色濃く反映されています。「旅は人生の大事なイベント」であると語るコンシェルジュ。また、結婚式を迎えるお客様が50年前の自分たちの思い出に浸っている光景が描かれ、感動のシーンがますますホテルの価値を高めています。

さらに、ビデオクリップも公式インスタグラムに掲載されており、ホテル内部で働くスタッフの笑顔や、ホテルの魅力が映し出されています。約50秒の映像に詰まった心温まる瞬間は、書籍を手に取る前後に楽しむことができます。

特別な購入特典

さらに、丸善丸の内本店での購入者には、特製ポストカードが贈呈されます。この数量限定特典は、東京ステーションホテルの110周年の記念の品です。訪問した際にはぜひご確認ください。

著者の思い

著者の上阪徹は、長年の取材経験を活かし、このホテルの独特の魅力を掘り下げました。彼は「なぜ、また行きたくなるのか」という視点から、取材を通じて導き出した答えを読者と共有します。これは単なるホテルの紹介ではなく、ホスピタリティの深い理解を得られる貴重な機会です。

高いサービスクオリティが体現されたこの本に、ぜひ手を伸ばしてみてください。

本書は、110年間の歴史を持つ東京ステーションホテルの現代における存在意義を問い直し、ホスピタリティとは何かを再考する機会をもたらします。