福岡大学で社会課題解決型プログラムの最終プレゼンテーションを実施
福岡大学において、7月5日(土)に高校生と大学生の計58人が参加する「課題解決型プログラム」の最終プレゼンテーションが行われました。このプログラムは、参加者が実社会の問題にアプローチし、解決策を模索することを目指しています。今年度は、日本航空株式会社(JAL)との連携を図り、「航空利用時における顧客満足度向上のための新しいサービスの提案」というテーマで取り組みが進められました。
このプログラムの目的は、単に課題を解決するだけではなく、若い参加者に社会的な学びの場を提供し、実際の業務に対する「当事者意識」を育むことです。日本航空は国内外で高品質なサービスを提供している企業であり、そのノウハウを学生たちと共有することで、リアルなビジネスの現場を体験する機会を提供しました。
事前に行われた討論やワークショップを通じて、学生たちはグループに分かれ、具体的なサービス案を考案しました。当日は、10チームがそれぞれ5分間のプレゼンテーションを行い、その後質疑応答の時間も設けられました。参加者たちは、実際の顧客からの意見やフィードバックを元に、独自のサービスを提案し、聴衆の前でその魅力を伝えました。
プレゼンテーション後、審査員による評価が行われ、優れた提案については今後の実現に向けて継続的な協議が予定されています。
今回の取り組みは、高校生にとっても新たな挑戦であり、自らの経験を通じて社会への理解を深める貴重な機会となりました。参加した高校は福岡市内の4校から選ばれ、それぞれの学校が持つ個性と視点を持ち寄りました。
プログラムの締めくくりには、表彰式や講評が行われ、参加者全員での写真撮影も行われました。福岡大学のキャリアセンターは、今後も学生たちが実社会での課題に取り組む機会を拡充し、さらなる成長を促すことを目指しています。
このようなプログラムは、学生たちが社会人としての資質を育むために非常に重要な役割を果たしており、今後も多くの学生が参加し、さまざまな企業と連携して課題解決に挑んでいくことが期待されています。
会社情報
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福岡大学
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