かまぼこ発祥の地で奉納参拝!兵庫県蒲鉾組合連合会が「かまぼこの日」に伝統を継承
11月15日は「かまぼこの日」です。兵庫県蒲鉾組合連合会は、2024年11月15日(金)に、かまぼこ発祥の地として知られる神戸・生田神社(生田の杜)で、かまぼこの奉納参拝を行います。
このイベントは、魚肉練り製品の主原料である魚をはじめとする海の恵みへの感謝と、より一層の魚肉練り製品の需要拡大を願って開催されます。昨年(2023年)に引き続き行われるもので、兵庫県蒲鉾組合連合会加盟の7社が参加します。
「かまぼこの日」の由来
「かまぼこ」が初めて文献に登場したのは、1115年(永久3年)の関白右大臣藤原忠実の祝宴の膳の図とされています。このことから、1115年にちなみ、11月15日を「かまぼこの日」と定めました。
また、昔は11月15日の七五三のお祝い料理に、子供の成長を祝って紅白のかまぼこを用意する習慣がありました。この七五三とかまぼこの関係からも、11月15日は「かまぼこの日」としています。
かまぼこ発祥の地・生田の杜
3世紀頃、神功皇后が三韓渡航に際し、生田神社(兵庫県・神戸市)にある生田の杜に立ち寄り、すりつぶした魚肉を鉾の先に塗りつけ、焼いて食したのが始まりとされています。
兵庫県蒲鉾組合連合会は、2015年に、この生田の杜にかまぼこ発祥の地の石碑を建立しました。
兵庫県蒲鉾組合連合会とは
兵庫県蒲鉾組合連合会は、兵庫県下の水産煉製品製造販売業者の共同目的を遂行する組織です。加盟組合数は13組合です。
今回の奉納参拝は、伝統的なかまぼこ文化を継承し、地域活性化に貢献する取り組みとして注目されています。