カナダのブリティッシュ・コロンビア州に拠点を置くBCブルーベリー協会は、今月、日本における販促キャンペーンの開始と日本連絡事務所の設立を発表しました。このキャンペーンは、BCブルーベリーの認知度を高めることを目的としており、特にバイヤーである代理店、小売店、飲食店へのアプローチに注力しています。
BCブルーベリー協会はこの数年間、カナダ連邦政府とブリティッシュ・コロンビア州政府の支援を受け、日本市場への貿易ミッションやトレードショーに積極的に参加してきました。この度、新たにウィタンアソシエイツ株式会社の協力を得て、日本でのマーケティング活動を本格化させる運びとなりました。
協会のマーケティング・PRコーディネーター、ローレン・ウォレス氏は、「BC州は世界的に知られるハイブッシュ・ブルーベリーの生産地であり、カナダ全体の95%以上、北米では20%以上の生産量を誇ります。年間を通じて生や冷凍、加工品など多彩な情報を提供できることを嬉しく思います」と述べています。
キャンペーンの第一弾として、2019年8月27日から29日にかけて、東京ビッグサイトで開催される「外食ビジネスウィーク2019」への出展が予定されています。ブース番号は4H-33です。また、アジア最大級の食品・飲料専門展示会であるFOODEX JAPAN2020への出展も行う計画です。
「展示会では、日本の既存顧客との関係を深めることに加え、新規顧客との接点を増やし、ビジネスの拡大を目指します。フレッシュ(生)やフローズン(冷凍)のブルーベリーに加え、ドライやパウダー、ジュース、ピューレなど、さまざまな製品形態をお披露目することを楽しみにしています」と、BCブルーベリー協会のエグゼクティブ・ディレクター、アンジュ・ギル氏はコメントしています。
さらに、BCブルーベリーに関する情報は、日本語のホームページ(https://bcblueberry.jp/)を通じて提供される予定です。これにより、BCブルーベリーの魅力を日本の消費者や業界関係者に広めることが期待されています。
BCブルーベリー協会は、80年以上の歴史を持ち、600を超えるブルーベリー農家を代表する非営利団体です。脈々と受け継がれてきたブルーベリー栽培のノウハウを基に、販促や調査活動を行い、ブルーベリー産業の発展に努めています。近年、BC州内のハイブッシュ・ブルーベリーの栽培面積も増加しており、現在11,000ヘクタール以上に拡大しています。協会はまた、農家や加工業者と密接に連携し、ブルーベリー製品の品質と食品安全基準を厳守するため、畑から食卓までの管理に徹底して取り組んでいます。
【問い合わせ先】
BCブルーベリー協会 日本連絡事務所(ウィタンアソシエイツ内)
ホームページ: https://bcblueberry.jp/
担当: 黒瀬
Email:
[email protected]
電話: 03-5544-8481(10~18時、土日祝日除く)