浦安D-Rocksが環境への挑戦を開始
千葉県浦安市を拠点に活動する浦安D-Rocksが、新しいプログラムをスタートし、より持続可能な社会を目指しています。 その名も「ウェア循環プログラム」。これは、オフィシャルサプライヤーである株式会社ドームと循環パートナーとなる株式会社ECOMMITとの協力によるもので、衣類のリサイクルを通じて、ファッションロスの削減とCO2の排出量削減に寄与することを目的としています。
このプログラムでは、ファンやスポーツクラブから衣類を回収する仕組みが取り入れられています。回収された衣類の中でもポリエステル100%の衣類については、伊藤忠商事が展開するリサイクルポリエステルブランド「RENU」のプロジェクトを介して、再生繊維へと生まれ変わります。このリサイクルポリエステルは、将来的にD-Rocksの選手たちが着用するチームウェアに利用される予定です。
サステナビリティへのコミットメント
浦安D-Rocksは、サステナビリティ宣言の一環として、循環型経済の推進を強く唱えています。この取り組みは、単なる廃棄の選択肢に対抗し、次の使用者へ繋がる新しい選択肢を提示するものです。これにより、スポーツを通じた多くの人々の関心や行動を喚起し、共感と行動の輪を広げていくことを目指しています。
ウェア回収の日程と対象商品
ウェア回収は、2025年4月25日に行われる第16節東芝ブレイブルーパス戦の際に実施されます。回収対象となる商品は、子供服やトップス、ボトムス、ジャケット、コート、シャツ、スカートなど。今後の詳細については、別途案内が出される予定です。
PASSTOプロジェクトについて
「PASSTO」は、「次の人に渡す」「未来に渡す」という意味を持つ造語です。このプロジェクトは、私たちの身近な場所から資源循環を促進することを目的とし、不要品を回収し、適切に選別、再活躍へと導く体系です。PASSTOでの衣類のリユース・リサイクル率は驚異の約98%。
この活動により、単純焼却された際のCO2排出量を大幅に削減することができます。新しい選択肢を提案し、環境保全に貢献するPASSTOの詳しい情報については、公式ウェブサイトや関連するムービーをご覧ください。
会社情報
株式会社ドーム
代表者:井出和仁
所在地:東京都江東区有明1-3-33
公式サイト
設立:1996年5月8日
事業内容:各種スポーツ用品の製造・販売
株式会社ECOMMIT
代表者:川野 輝之
所在地:鹿児島県薩摩川内市水引町2803
公式サイト
設立:2008年10月1日
事業内容:循環型社会に向けたインフラ・システム開発およびリユース・リサイクル事業
このように、浦安D-Rocksのウェア循環プログラムは、ただの衣類回収を超え、未来の世代のために持続可能な社会を築くための重要な一歩となるでしょう。自分たちの行動が環境に与える影響を考え、みんなでサステナブルな未来を目指していきましょう。