テレAIがecforceとの連携を強化しEコマースの新たな可能性を拓く
テレ株式会社(東京都渋谷区)は、自社の自動応答受注サービス「テレAI」の機能をアップデートし、株式会社SUPER STUDIOが提供する統合コマースプラットフォーム「ecforce」へのデータ連携を新たに強化したことを発表しました。今回のアップデートにより、ecforceを利用するEC事業者は、テレAIで受注したデータを一括で取り込むことができるようになり、業務の効率化が図られます。
アップデートの背景
テレAIは「CPO改善プラン」を通じて、EC事業者に「WEB広告経由での電話注文」という新たな販売チャネルの構築を支援してきました。このプランを利用することで、受注データ納品の作業がテレ株式会社にアウトソーシング可能になり、業務の負担を軽減しながらCPO(顧客獲得単価)の改善につながっています。しかし、受注データの処理はこれまでEC事業者が手作業で行う必要があり、大きな手間がかかるものでした。このため、テレAIのアップデートにより、受注データをcsv形式でダウンロードし、簡単にecforceにアップロードできる仕組みが実現しました。
この新たな機能により、EC事業者の運用担当者は、テレAIの管理画面からワンクリックで必要な受注データをダウンロードし、アップロードするだけで作業が完了します。これにより、注文数が増加しても作業量が変わらず、手作業によるミスが大幅に減少します。テレ株式会社は、今後もecforceとの連携を強化していく方針です。
ecforceとは
ecforceは、コマースデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現するためのプラットフォームで、マーケティング、販売チャネルの強化、データ活用において様々なツールを提供しています。コマースビジネスに特化したサービスを用意し、お客様のビジネスの成長を促進するための基盤を構築しています。これによりSUPER STUDIOのミッションである「顧客体験の最大化」を実現します。
EC業界の現状
EC業界は成熟期を迎え、成長率が鈍化しています。経済産業省によると、BtoCにおける物販系分野の市場成長率は低下しており、2022年と2023年を比較すると4.83%と過去10年間で最も低い数字となっています。このような中、テレAIは「AI自動応答による注文完了」というサービスを提供し、ユーザーのITリテラシーに関係なく簡単に電話を使って注文できる環境を整えています。特に、会員登録やパスワード設定に不安を抱える層に向けて、新たな販売チャネルを提供することで、潜在的な顧客を引き込みやすくしています。
EC事業者にとって、テレAIの導入はコストや人手不足の問題を解消するだけでなく、従来は困難だった24時間対応の有人コールセンターを持たずとも電話での注文を受け付けられるようになり、顧客獲得の可能性を大きく広げることができます。
CPO改善プランの特長
テレAIの「CPO改善プラン」は、電話注文のためのバナー作成から自動応答音声の収録、受注データ生成までを全てパッケージとして提供するもので、EC事業者はこれら全てをアウトソーシングすることができます。特に、ユーザーが注文フォームやチャットボットからの途中離脱時に電話で注文を促す機能が注目されており、テレAIの導入により、実際の業務でCTRやCVRが大幅に向上した事例も報告されています。
このプランの活用を通じてEC事業者は、全体のCPOを下げながら新規顧客の獲得や既存顧客からのリピート購入を促進することが可能です。テレAIの導入は、今後のEコマースにおいて重要な選択肢となることでしょう。
お問い合わせとサービスの詳細
テレAIやCPO改善プランに関する詳細なお申し込みは、次のリンクをご覧ください:
テレAI公式サイト。テレ株式会社は、AI技術を駆使して電話を使った新たなEコマースの世界を切り開いていきます。