シンギュレイト資金調達
2025-02-26 11:54:28

株式会社シンギュレイト、人的資本経営を強化するための資金調達を実施

株式会社シンギュレイト、約4,500万円の資金調達を成功



株式会社シンギュレイト(東京都渋谷区、代表取締役 鹿内 学)は、2023年に約4,500万円の資金調達を行ったことを発表しました。この資金は、同社の「1on1」から組織文化を育むサービスのさらなる発展を目的としています。これまでの調達金額と合わせると、累計7,681万円となります。

企業の組織文化づくりの現状



日本企業は今、デジタル化が加速する中で「2025年の崖」と呼ばれる重要な岐路に立たされています。経済産業省によると、デジタルトランスフォーメーション(DX)の遅れによって、日本全体で年間約12兆円の損失が予想されており、企業は一刻も早く対策を講じる必要があります。

しかし、主体性を持たない企業文化では、デジタル化の取り組みが実を結ばないことは明らかです。従業員を単なる労働力ではなく、人的資本として再定義し、組織のあり方を見直すことが求められています。

さらに、1on1研修を導入する企業は65.2%に達していますが、その多くは形骸化しており、真の効果を得るためには、科学的かつデータに基づくアプローチが必要です。これこそがシンギュレイトが目指す人材・組織開発の要です。

新たな資金調達の展望



今回の資金調達は、株式会社プライムパートナーズ、個人投資家の中村 貴裕氏、今井 誠氏を引受先とし、4,481万円を調達しました。この資金を活用し、シンギュレイトは以下の3つの戦略に取り組む方針です。

1. プロフェッショナル・サービスとシステム・サービスの融合
学術研究を基にした組織の可視化、行動変容を促すための直感的なUI/UXの実装を進めることにより、企業の新たなビジネスモデルを確立することを目指します。

2. 「信頼・主体性」の管理理論の深化
組織変革に関する学術的知見を理論化し、独自のマネジメント方法を確立することで、各部署が変革に向けたツールを活用できるよう整備します。

3. 人的・組織的資本の強化
現在、シンギュレイトにはデータサイエンスを学ぶ基盤があり、インターン生や人事経験者を受け入れています。今後も採用を強化し、組織的な学びを深化させていきます。

鹿内代表のキャリアとビジョン



代表の鹿内 学氏は、京都大学の教員・研究者を経て、大手人材企業で新規事業を担当した後、シンギュレイトを設立しました。今回の資金調達に関して、鹿内氏はアカデミアとビジネスの融合が強みであることを強調しました。

「イノベーションを促進する組織文化をデータに基づいて構築していきます。データやAIはあくまでツール。その背後にある『信頼』が、我々の目指す組織の鍵です」と語ります。

今後、シンギュレイトは人材採用を強化し、好奇心や学ぶ意欲を持つ仲間を求めています。具体的なポジションとして、データサイエンティスト、UXエンジニア、秘書業務など、多様な職種が挙げられており、興味のある方はカジュアル面談を通じて話をすることを推奨しています。

採用情報


  • - シンギュレイト採用ページ
  • - 現在募集中のポジション: データサイエンティスト、UXデザイナー、ピープル・オペレーション、マーケティング、生成AIエンジニアなど。

まとめ



シンギュレイトは、科学的アプローチを基に組織開発を支援する企業であり、信頼と主体性の醸成に注力しています。今回の資金調達を通じて、さらなる成長を目指す同社の今後の展開に期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
株式会社シンギュレイト
住所
東京都渋谷区渋谷2-19-15宮益坂ビルディング609
電話番号
03-4500-7944

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