顔認証で手ぶら決済！福島県玉川村で「手ぶらキャッシュレス実証事業」第三弾開始

生体認証で地域活性化！福島県玉川村で「手ぶらキャッシュレス実証事業」第三弾開始

日立製作所は、福島県玉川村と連携し、同村のデジタル化推進に向けた取り組みの一環として、「手ぶらキャッシュレス実証事業」の第三弾を2024年7月29日から開始しました。

この実証事業では、日立独自の生体認証技術を活用し、顔認証による地域商品券の決済を可能にします。これにより、スマートフォンアプリで顔写真を登録するだけで、村内の協力店舗で商品券を手軽に利用できるようになります。

利便性向上と地域経済活性化を期待

今回の実証事業では、従来の指静脈認証に加え、スマートフォンアプリによる顔認証を採用することで、村内外問わず幅広い層への利用促進を目指しています。アプリでの登録は簡単に行うことができ、村役場への登録手続きが不要になったことで、村外からの観光客や移住者も地域商品券を利用しやすくなりました。

また、ユーザーからの意見を反映し、アプリの使い勝手を改善。スマートフォンからの生体情報登録機能など、新たな機能を追加することで、より快適な利用体験を実現しています。

デジタル化を推進する玉川村

玉川村は、デジタル技術を活用した地域活性化に積極的に取り組んでいます。2022年から開始した「手ぶらキャッシュレス実証事業」では、指静脈認証による決済や、顔認証による本人確認など、様々な実証実験を実施してきました。

今回の第三弾では、顔認証技術の導入により、更なる利便性向上と地域経済活性化を目指しており、その成果は、他の地域にも展開される可能性があります。