役員賞与の社保料上限ルールを利用した資金計画のススメ
一般社団法人クレア人財育英協会が発表した新しい動画では、企業の経営者や人事担当者が知っておくべき役員賞与に関する重要なポイントが解説されました。この内容は特に、社会保険料の負担を軽減したいと考えている企業にとって必見です。
社会保険料の上限を理解する
役員賞与は業績に応じて増減するため、賞与支給額が増えるとともに、社会保険料もついて回ります。経営者は「賞与を増やすと社会保険料がひたすら高くなる」と頭を悩ませることでしょう。しかし、実際には賞与に適用される社会保険料には明確な上限が存在します。具体的には、厚生年金保険料は「1カ月の賞与に対し150万円」、健康保険料は「年間の累計賞与額573万円」がそれぞれ最高額と定められています。
このルールを理解すれば、賞与をさらに増やしたいと考える企業でも、その負担を軽減しつつ社員に満足を与えることができるのです。たとえば、役員賞与として300万円を一度に支給する場合でも、保険料は150万円分にしかかからないため、残りは無駄に社会保険料を支払うことなく、効率的に支出をコントロールできます。
賞与支給のタイミングを調整する
実際のケースとして、会社が役員賞与を夏と冬の年2回、各100万円ずつ支給している場合、この支給を年1回に集約することで、厚生年金の上限を有効利用できます。つまり、200万円という額面で支給した場合にも、150万円という上限で保険料を計算できるため、会社と役員の双方にとっての負担を抑えることが可能となるのです。
セミナーでの詳細解説
クレア人財育英協会では、これらのポイントを踏まえた解説動画をYouTubeにて公開しています。企業の担当者やメディア関係者向けに、社会保険料の制度詳細をわかりやすくまとめた内容になっており、短時間で理解が深まると好評です。動画を活用することで、企業の財務面にメリットをもたらす情報を手に入れることができます。
さらに、専門家による個別質問会も開催され、具体的な事例や手続きに関しての問いに応じてくれます。この質問会では、例えば令和8年7月31日の経過措置終了後に企業として行うべき手続きや、マイナ保険証に関する確認事項など、さまざまな疑問に答えてくれるため、実務における不安を解消する手助けとなるでしょう。
講師の紹介
質問会の講師として、小野純特定社会保険労務士が登壇します。彼は企業や教育機関で400回以上のハラスメント研修を実施し、法律を実務に適用する方法に関する叡智に定評があります。参加者は直接質問をすることで、より実践的な視点から具体的なアドバイスを受けることが可能です。
企業と雇用の未来
クレア人財育英協会は株式会社SAのグループに属し、2023年に設立された団体です。雇用や労務、ハラスメント防止に特化した専門的な資格と研修を通じて、全国で750名前後の人材が「雇用クリーンプランナー」として活躍しています。
公式サイトにはさらなる情報が掲載されており、興味を持たれた方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
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クレア人財育英協会