moconaviクラウド電話帳とSmart PBX連携でセキュアな電話環境を実現
株式会社レコモットは、リモートアクセスサービス「moconavi」のクラウド電話帳が、NTTコミュニケーションズのクラウド型PBX「Arcster Smart PBX」とAPIレベルで連携し、スマートフォンを中心としたセキュアで高度な電話サービスを実現する拡張機能をリリースしたと発表しました。
従来、従業員の働く場所がオフィス、サテライトオフィス、自宅と多様化する一方で、電話システムはオフィス内のビジネスホンに固定され、スマートフォンの活用は限定的でした。
moconaviは、さまざまな電話帳サービスとAPI連携が可能で、Sansan、サイボウズ、ホットプロファイル等の顧客情報や、カオナビなどのHRテック、Active Directoryのディレクトリ情報を社内電話帳として利用できます。さらに、moconavi電話帳には名刺データの登録機能があり、登録した名刺データはmoconaviアプリから利用でき、電話の発着信に利用できます。
一方、NTTコミュニケーションズの「Smart PBX」は、スマートフォンで会社にかかってきた電話をとったり、内線機能で通話することが可能になり、社給スマートフォンでもBYODでも、場所に縛られることなく、電話サービスを利用できるFMCを実現できるサービスです。
今回の連携により、moconaviクラウド電話帳からSmart PBXの電話アプリを起動して電話発信したり、スマートフォンの電話帳に取引先や社員などのビジネスで利用する連絡先が登録されていなくても、moconaviクラウド電話帳に登録された情報を参照し、電話着信時の名前表示が可能になります。さらに、スマートフォンには表示した発信元氏名履歴が残らないので、紛失リスクを回避できるようになり、従業員と取引先の連絡先の一元管理だけでなく、従業員と顧客の個人情報を保護が可能になります。これにより、社給だけでなくBYODでの安全な運用も実現できます。
Arcster Smart PBXについて
Arcster Smart PBXは、FMC、内線機能を備えたクラウド型PBXサービスです。PBXやビジネスホンのクラウド化により、設備・保守コストを削減し、スマートフォンやPCなど多様なデバイスで、ロケーションを問わず無料で内線電話を利用できます。
moconaviについて
「moconavi」は、スマートフォンやタブレット、WindowsPCなどの端末にデータを残さないで、社内システムや各種クラウドサービスへセキュアにアクセスするためのリモートアクセスサービスです。会社支給端末や個人所有端末の業務利用(BYOD)を問わず、1,800社32万ID以上に利用されています。モバイル管理市場(MAM)において6年連続市場シェアNo.1を記録し、「今いる場所がオフィスになる」をコンセプトに、企業のモバイルワークやBYODの積極活用を支援しています。
株式会社レコモットについて
株式会社レコモットは、「Envision Your Style」をビジョンに、コミュニケーションサービスおよびソフトウェアを提供するITベンダーです。クラウドコンピューティングと、その入り口となるスマートデバイスを活用した革新的サービスを世界に提供し、ダイナミックかつ多様性を求める社会の生産性向上に貢献します。
まとめ
moconaviクラウド電話帳とSmart PBXの連携は、従業員の働き方改革とセキュリティ対策の両立に貢献する画期的なサービスです。今後、企業の電話システムにおいて、さらなる進化と普及が期待されます。