QuizKnockの伊沢拓司が高校生マイプロジェクトアワード2024でのサポーターとしての役割を果たす
2025年3月30日、東京大学の伊藤国際学術研究センターにおいて、「全国高校生マイプロジェクトアワード2024全国Summit」が開催されました。このイベントには、QuizKnockの代表である伊沢拓司がサポーターとして参加し、全国から集まった高校生たちのプロジェクトを応援しました。
この「全国高校生マイプロジェクト」プログラムは、全国高校生マイプロジェクト実行委員会によって運営されており、高校生たちが自分の目指す目標や変えたいことをテーマにしたプロジェクトを立ち上げることを目指しています。彼らは正解がない問題に対して真剣に取り組み、実際に行動を起こすことでさまざまなことを学んでいます。
イベントの日程は、2日にわかれており、前日の3月29日(土)には、全国各地から応募された3,250ものプロジェクトの中から48プロジェクトが選ばれ、発表が行われました。翌日、3月30日(日)には、選ばれたプロジェクトから6つのプロジェクトが最終選考に進みました。
オープニングセレモニーでは、伊沢を含む6名のサポーターが登壇しました。彼らは、各プロジェクトの審査を務め、会場に集まった高校生たちにメッセージを送りました。伊沢は特に、参加者に対して「今回の評価は、私たちからのメッセージです。勝つことや負けることも重要ですが、それはあくまで結果の一部です。皆さんのプロジェクトを自分のものとして育てる意識を持って参加してほしい」と語りました。
プレゼンテーションでは、最初にくじ引きが行われ、発表順が決まります。発表者は10分間のプレゼンテーションの後、サポーターたちとの質疑応答に臨み、自然保護や教育アプリの開発、震災に関する活動など、様々なテーマに基づく個性豊かなプロジェクトが紹介されました。
クロージングセッションでは、全ての発表者に対して特別賞が贈られ、さらに文部科学大臣賞や高校生特別賞が発表されました。特に文部科学大臣賞に輝いたのは長崎におけるアオリイカの養殖とそのブランド化を目指すプロジェクトで、評価された点は「内発的な動機付けや問題意識が強く感じられた」とされています。
イベント最後には、サポーターたちによるトークセッションも行われ、伊沢は「学びは一生続きます。学ぶ方法を知っておけば、どんな場面にも応用できます」と熱く語りました。この言葉に多くの参加者が感銘を受け、今後の学びにつなげる思いを新たにしました。
参加した学生たちは、悔しい思いや悩みを抱えながらも、貴重な経験を得ることができたとコメントし、失敗からも学ぶことの重要性を共有しました。副実行委員長である今村氏は、「マイプロジェクトアワードは、ビジネスコンテストではなく、自分自身の成長を見つける場です」と述べ、今後の挑戦に期待を寄せました。
伊沢拓司は東京都で生まれ育ち、筑波大学附属高等学校、東京大学経済学部を卒業した後、知的エンタメ集団QuizKnockを立ち上げました。今年の「全国高校生マイプロジェクトアワード」での彼の姿は、教育とエンターテインメントが融合した活動の一環として、多くの若者に影響を与え続けています。彼のビジョンは、「遊ぶように学ぶ世界」を実現し、学生たちの可能性を広げることです。
今後も伊沢拓司の活動とQuizKnockの取り組みに、注目が集まることでしょう。彼が伝える「学びの重要性」は、多くの人々に勇気と感動をもたらす素晴らしいメッセージです。