楽天イーグルスがNFTチケットを導入
2024年4月1日、楽天イーグルスは埼玉西武ライオンズとの試合において、NFT(ノンファンジブルトークン)チケットの販売を開始することを発表しました。この新しいデジタルチケットの導入は、従来のチケット販売に革新をもたらすものとして期待されています。
NFTチケットとは?
NFTチケットとは、ブロックチェーン技術を用いて作成されたデジタル形式のチケットのことを指します。これにより、チケットの真正性と取引の透明性が担保され、偽造や二重取引の心配がなくなります。
楽天チケット株式会社が運営する「楽天チケット」にて販売され、これまでのチケット取引の概念を覆す新しい購入体験を提供します。
NFTの利点
従来の紙のチケットでは、転売行為や偽造防止に多くの課題がありました。しかし、NFTチケットを使用することで、すべての取引はブロックチェーンに記録されるため、取引履歴が常に確認でき、透明性が確保されます。
また、購入者は「Rakuten NFT」での個人間マーケットプレイスを利用することで、チケットのリセールが可能となります。これにより、販売価格を自由に設定できるため、より柔軟な取引が実現します。
具体的な販売の流れ
NFTチケットは、2月23日から3月26日までの期間に販売されます。これに続き、試合当日には、購入者にQRチケットの取得方法がメールで案内されます。
以下が販売概要です:
- - 対象試合:4月1日(火)埼玉西武ライオンズ戦(16:00試合開始)
- - 販売席種と価格(税込):
- VIPシート:10,000円~
- イーグルシート:8,400円~
- ヴィクトリー・フィールドシート(3塁側):14,000円~
- サントリー ヴィクトリー・フィールドシート(1塁側):14,000円~
なお、ダイナミックプライシングが採用されているため、販売数に応じて価格が変動する可能性があります。
セキュリティと安心性
購入者が偽造されたチケットを持っている可能性を排除するため、非公式のチケット売買は厳禁です。楽天は、公式マーケットプレイスを介したチケットの取引を推奨しており、SNSやオークションサイトを通じた購入は、入場をお断りされることがありますので、注意が必要です。
シーズン開幕戦のチケットを手にすることで、ファンは新しい体験を楽しむことができるでしょう。今後も楽天イーグルスの取り組みに注目が集まります。