地元金沢での特別講演
株式会社SoLaboの代表取締役、田原広一氏は、金沢星稜大学にて特別講演を行います。このイベントは、地元・石川県で育った田原氏が、経済の活性化と若者の将来を考えた重要な取り組みの一部です。彼は、特に能登地震の復興や地域活性化への貢献を念頭に置きながら、学生たちに向けて熱いメッセージを発信します。
若者の起業意欲の現状
日本の若者の起業意欲は、世界的に見ると低迷していると言われています。経済産業省の調査によれば、自己資金の不足、新しいビジネスアイデアがないこと、失敗へのリスクの高まりなど、さまざまな要因が絡み合っているためです。特に、失敗が「社会的失敗」として捉えられやすいため、再挑戦がしづらいという現実があります。これらの課題を乗り越えるため、教育機関と地域の経営者が連携することが求められています。
地域の経営者との交流の重要性
田原氏は、学生たちが経営者や役員との交流を通じてリアルなビジネス経験を得ることの重要性を強調しています。特に石川県は、能登地震の復興という容易ならざる状況に直面しており、そのためには新たに挑戦する若者と、それを支える経営者の関係が必須です。さらに、この講演は白潟総合研究所とSoLaboが協力して行うものであり、経営戦略策定、人材育成、営業力向上など多岐にわたる内容が予定されています。
学生にとっての価値
金沢星稜大学の経済学部教授、村上統朗博士は、この対話セッションを通じて、学生たちが経営者の「実践知」を直接学ぶ機会が提供されると語っています。教科書からは得られない実践的な知識を体得できることで、学生の中に「経営者視点」が生まれ、新しい価値創造へとつながることが期待されています。これにより、彼らのアントレプレナーシップを育むための大きな一歩となります。
田原氏の思い
田原氏は、故郷金沢への恩返しとして、このような機会を通じて次世代を担う学生たちに挑戦することの大切さを伝えたいと述べています。また、彼は白潟総合研究所の石川副社長との共演を通じて、石川県との縁を深め、地域の活性化にも貢献していく意向を示しています。
イベント情報
この特別講演は、2023年6月16日(月)に金沢星稜大学で開催されます。主催は株式会社SoLaboで、今後もさまざまな学校からの登壇の要望を受け付けているとのことです。
お問い合わせ情報
この取り組みやイベントについての詳細は、株式会社SoLaboの経営企画室までご連絡ください。