世界ミックスダブルスカーリング選手権 2025 開幕
2025年4月26日、カナダのフレデリクトンで開催される「世界ミックスダブルスカーリング選手権大会」に向けて、日本代表チームをサポートするためにJA全農が取り組んでいます。今年の大会で、選手たちは、日本の食文化を象徴する「日本産米」と「和牛」を使用したお弁当が提供されます。
JA全農のサポートの背景
JA全農は、2019年度から海外遠征を行う日本代表選手のために、現地での食事サポートを開始しました。多くの選手が慣れない食事や衛生面での問題に苦しんでいることを考慮し、彼らが快適に大会を戦えるようにするための取り組みです。
今回は、管理栄養士のこばたてるみさんが派遣され、選手たちが必要とする栄養素を考慮した食事を提供することになりました。大会期間中、JA全農インターナショナル株式会社が輸出した和牛や日本産米を使った弁当が、1日2食提供されます。
お弁当メニューについて
選手たちには、昼食用に「おにぎり弁当」と夕食用に「どんぶり弁当」が用意されます。例えば、初日の昼食には、桜エビとソラマメの入ったおにぎりや、ひじき入りの和風つくね、ブロッコリーのミモザサラダが含まれ、夕食には和牛ヒレステーキ丼が提供される予定です。全7日間にわたり、メニューは充実した内容で、選手たちのエネルギー補給をしっかりとサポートします。
選手たちの抱負
前回の大会では、カーリングミックスダブルス日本代表の「松村・谷田」ペアが、日本初の銀メダルを獲得しました。選手たちは、今回の大会で日本の食文化を力にし、悲願の金メダル獲得を目指しています。松村選手は、「お米や干し芋、グミも大好きなので、スイーツを楽しみながら大会を頑張りたいです」とコメント。谷田選手も、「ドライフルーツとカレーが大好きなので、大会中に楽しみながら優勝を目指します」と意気込みを語っています。
JA全農の取り組みと今後の展望
JA全農は、今回の世界ミックスダブルスカーリング選手権を機に、スポーツ界への食支援を強化していく方針です。同社の広報・調査部長の澤田洋志氏は、「ニッポンの食」を通じた選手へのサポートは、今後も更に多くのアスリートに広げていく意向を示しました。また、JA全農の公式SNSでは、選手たちの活躍や食にまつわる取り組みについての情報が発信されています。
このように、日本の食を通じて選手たちのサポートを行うJA全農の取り組みは、大会への期待感を高め、新たな挑戦を後押しするものです。