ヤンマーが廃棄ユニフォームを再利用！アップサイクルポーチプロジェクト始動

ヤンマーが手掛けるアップサイクルプロジェクト

株式会社ヤンマーは、Environmental Sustainabilityの一環として、新たな取り組みをスタートします。コラボレーションしたのは、アフリカへの雇用創出を目的にしたアパレルブランド「CLOUDY」。この冬、3月24日から始まるクラウドファンディング「Makuake」において、企業ユニフォームの廃棄を減らし、リサイクルしたユニフォーム生地を使ったポーチを販売します。これは「HANASAKA UPCYCLE PROJECT」と名付けられ、このプロジェクトがもたらす革新性と社会的意義について掘り下げます。

廃棄ユニフォームの現状

日本では、毎年約16万トンもの企業ユニフォームが廃棄されていると報告されています。この廃棄物が引き起こす環境への影響は無視できません。焼却処理を行うことによりCO2が発生するため、企業はその適切な処理方法を模索する必要があります。ヤンマーでは、これを解決すべく、ケミカルリサイクル技術を利用して廃棄ユニフォームを水素へと変換する取り組みも始めました。このような努力を背景に、アップサイクルプロジェクトは進展しました。

アップサイクルの取り組み

「HANASAKA UPCYCLE PROJECT」では、廃棄予定となったヤンマーの旧ユニフォームをリサイクルし、ポーチとして新たな命を与えることが目的です。業務用ユニフォームは耐久性が高く、それを活かした製品作りが期待されています。今回のプロジェクトは、ポーチ形状のデザインに加え、製品ごとに異なるステッチやディテールを施し、1点物を550個限定で提供します。

さらに、ポーチの内側には、CLOUDYのアフリカのデザイナーが手がけたカラフルなテキスタイルが使用され、視覚的にも楽しませてくれます。これにより、手作り感とアフリカの文化を感じられる商品に仕上がっています。

社会貢献への寄与

本プロジェクトの特筆すべき点は、売上の10％がアフリカの子どもたちの給食費として寄付されることです。これにより、商品の購入がそのまま社会貢献へとつながる仕組みが構築されています。人々が買い物を通じて、そして持続可能な未来を築くために貢献できることを目指しているのが、このプロジェクトの核心です。

プロジェクト詳細

期間：2025年3月24日（月）～6月20日（金）23:59
商品名：「HANASAKAポーチ」
サイズ：210mm × 130mm × 65mm
価格：2,975円～8,400円（税込）

ユーザーは自分の選ぶ数量やタイミングにより異なる価格のリターンから購買が可能です。

プロジェクトページでは、さらなる詳細情報や購入ができるので、ぜひ訪問してみてください。Makuakeプロジェクトページはこちら

ヤンマーの使命

株式会社ヤンマーは1912年の創業以来、産業機械メーカーとして成長を遂げ、特に1933年に世界初の小型ディーゼルエンジンの実用化に成功して以来、今日までさまざまな分野で独自の技術を発展させてきました。エンジンやパワートレインを中心に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムを展開し、環境負荷のない未来へ向けた持続可能な事業運営に取り組んでいます。