Spark+社長会登壇
2025-10-17 08:22:34

東京大学松尾研発スタートアップSpark+が社長会でAIの可能性を発表

東大松尾研発のスタートアップ、Spark+が登壇



2025年10月15日、東京中小企業投資育成株式会社が主催した「2025年 投資育成 東京社長会」が明治記念館で行われ、株式会社Spark+の代表取締役社長、本田純平氏が講演を行いました。この会議は全国の中小企業経営者が集まり、最新の技術や経営トレンドを共有する貴重な場となっています。

【壇上に立った背景】



Spark+は東京大学の松尾・岩澤研究室から派生したスタートアップ企業です。AIやデジタルトランスフォーメーション(DX)に関する先進的な取り組みを行う企業として、特に製造業をターゲットにした支援を提供しています。講演では、製造業の現場でAIをどのように活かすことができるのか、具体的な事例を交えながら紹介されました。

【特別講演とその意義】



今年の社長会では、東京大学の松尾豊教授による「生成AIの現状と今後の展望」という特別講演も行われました。これに続き、本田氏は製造業におけるAIソリューションの実際の導入事例を提案し、参与者たちに新たな知見を提供しました。

講演では、少子高齢化による人材不足に直面する製造業において、どのようにAIが役立つのかについて詳しく語られました。例えば、多くの企業が抱える設計や品質管理の分野で、AIエージェントを導入することにより、さまざまな業務プロセスが効率化されると説明されました。

【AI導入の具体例】



本田氏は、Spark+が提供する独自のAIソリューション「ORION」や「DRBFM自動化AIエージェント」を使用した成果についても触れました。具体的には、これらのAIツールがどのようにして業務の効率化や人材の知識継承に寄与しているのかを示しました。特に中小企業の競争力を強化するために、AIがどのように現場に根付くかについて多角的に考察されました。

【本田氏のコメント】



本田氏は、社長会の終了後に「今回のイベントで、AIやDXが中小企業にとって遠い未来の話ではなく、現場改善の手段であることが伝えられたと感じています」と語りました。AI技術はもはや大企業だけのものではなく、今後は中小企業も積極的に活用する時代が来ると強調しました。

【Spark+の取り組み】



株式会社Spark+は、東京大学の松尾・岩澤研究室における共同研究から生まれた企業であり、2024年に設立されました。創業以来、さまざまな企業との協働を通じて、AIエージェントによる業務自動化や知識継承支援を積極的に行っています。これにより、製造業界のデジタル変革を後押ししています。

本社は東京都文京区に位置しており、既に三菱重工業や豊田自動織機といった大手企業とのプロジェクトを経て、多くの実績を生み出しています。これからも、Spark+はAI技術を駆使した新たなソリューションを通じて、日本の製造業の未来を切り拓くことに貢献するでしょう。

「日本のものづくりを支えるため、企業の変革を促進したい」と本田氏は意気込んでいます。これからの動きに期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
株式会社SparkPlus
住所
東京都文京区本郷6丁目25−14 Hongo Egg 3F
電話番号

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