推し活が家族の絆を深める時代の到来
株式会社CDGと株式会社Oshicocoが実施した「2025年 推し活実態アンケート調査」によると、なんと推し活を楽しむ人の26.4%が家族でもその楽しみを共有していることが明らかになりました。これは、推し活をしている人の中で4人に1人以上が、家族とともにその時間を楽しんでいるということを意味しています。
家族で過ごす「推し活」
調査結果によると、最も多い「家族推し活」の組み合わせは「親と子」ということです。年齢差があっても、一緒に過ごす時間や教えあう関係の中で、「推し活」という新しい文化が親子の間で芽生えています。子どもが好きなアニメをきっかけに、親もその世界に引き込まれるケースが増えているのが見て取れます。
消費額に見る家族推し活の魅力
さらに興味深いのは、家族で推し活をしている層の年間消費額です。このグループの平均消費額は368,461円であり、自己推し活の人が132,393円を使っているのに対し、両者の差は2.8倍にも達します。家族で楽しむことが、推し活の消費動向に大きな影響を与えていることが浮き彫りになりました。
人気の推しジャンルは?
調査により浮かび上がった家族推し活の人気ジャンルは、「アニメ・マンガ」「国内男性アイドル」「ファンシーキャラ」。特にお茶の間で見る機会が多いジャンルが上位にランクインしました。例えば、親子で一緒に視聴しているアニメがきっかけで、両者ともにハマってしまうという事例も多く見受けられます。
プレゼント文化の変化について
驚くべきことに、家族の誕生日や特別な記念日に「推し関連のもの」を贈り合った経験があるという人が、家族推し活をしている層の約20%に上ることがわかりました。将来的にこのトレンドがプレゼント市場にも影響を与えることは間違いありません。
家族推し活がもたらすコミュニケーションの充実
また、推し活がもたらす心理的な恩恵について尋ねたところ、家族推し活をしている人の74.9%が「前向きになれた」と答え、「しあわせを感じる時間が増えた」と感じている人が69.9%という結果を得ています。家族で推し活をすることにより、よりポジティブな影響を実感しているようです。
まとめ
この調査結果からわかるのは、「推し活」が単なる趣味にとどまらず、家族間のコミュニケーションのツールとしても重要な役割を果たしているということです。家庭内で「推し活」という共通のテーマが生まれることで、家族間の会話が活発になり絆が深まっているようです。
推し活総研は、今後もこの新しい文化やその影響を更に探求していく予定です。興味がある方は、ぜひ公式noteをご覧ください。推し活を通じて、家族との絆を深めてみてはいかがでしょうか。
推し活総研公式note
株式会社Oshicocoは、オタク文化に特化したオンラインストアやメディア運営を行いながら、推し活に関するデータベース「推しペディア」の開発にも力を入れています。もっと推し活について知りたい方は、公式Instagramや問い合わせフォームをご利用ください。