クリーニング利用は年1~2回が主流!価格重視、丁寧な仕上げも重要視 - ラクリー調査
株式会社リクレが運営する「ラクリー|クリーニングとお洗濯のWEBメディア」は、18歳から65歳以上の男女300人を対象に、クリーニングの利用に関する意識調査を実施しました。
調査結果によると、クリーニングの利用頻度は「年に1~2回」が最も多く、全体の約3割を占めました。一方、「週1回以上」利用する人はわずか1.7%と、高頻度利用者は少数派であることが明らかになりました。
クリーニング利用の動機として最も多かったのは、「自宅で洗濯できない衣類を綺麗にしたいから」で、約9割の人がこの理由を挙げています。デリケート素材や特殊繊維の衣類を扱う際、プロの技術が必要だと感じている人が多いようです。
価格設定に関しては、「最低限の品質が担保されていれば価格が安いことが最優先」という回答が約半数に。コストパフォーマンスを重視する傾向が強いことが伺えます。一方で、約4割の人は「価格が安くても品質を求めたい」と回答しており、価格と品質のバランスを重要視する人も少なくありません。
仕上がりの品質においては、「繊維を傷めずに丁寧に仕上げてくれること」が最も求められる要素として挙げられ、全体の半数以上の人がこれを重視していました。シミ抜きやシワの仕上がりなど、プロの技術による丁寧な仕上げへの期待が大きいようです。
納期に関しては、「一定の時間がかかっても品質を重視する」という回答が7割近くを占め、品質を優先する傾向が見られます。しかし、「できるだけ早く仕上げて欲しい」という声もあり、スピードと品質の両立が求められていることも明らかになりました。
カスタマーサービスにおいては、「トラブル時の補償がしっかりしていること」が最も重要視され、約38%の人がこれを挙げました。丁寧な問い合わせ対応やクリーニング前の説明なども、一定のニーズがあることがわかりました。
宅配クリーニングの利用理由としては、「重い荷物を持って移動するのが大変だから」が最も多く、約33%の人がこの理由を挙げています。時間や距離の制約から、宅配サービスを利用する人が多いようです。
依頼するアイテムとしては、「ビジネス衣類(スーツなど)」と「コート・アウター類」が最も多く、それぞれ約35%の人がこれらのアイテムをクリーニングに出すことが多いと回答しました。
今回の調査結果から、クリーニングサービスに対する利用者のニーズは多様化していることがわかります。価格、品質、納期、サービスなど、様々な要素を総合的に判断して、自分に合ったクリーニングサービスを選ぶことが重要と言えるでしょう。
調査概要
調査方法: インターネット調査
調査期間: 2024年6月27日~7月4日
調査対象: 全国18歳~65歳以上の男女
サンプル数: 300人
参考URL:
https://raclea.wpx.jp/reserach-cleaning/