感謝のBENTO
2021-08-30 11:00:25

NARISAWAとFOOD LOSS BANKが贈る感謝の「ありがとうBENTO」

NARISAWAとFOOD LOSS BANKが届ける「ありがとうBENTO」



株式会社FOOD LOSS BANKが、ミシュラン2つ星の有名シェフ成澤由浩氏が率いるレストランNARISAWAとタッグを組んで特別な「ありがとうBENTO」を発売しました。このプロジェクトは食材を無駄にすることなく、自然や環境に感謝する気持ちを込めたものです。

食品ロスの現状と背景



昨今、コロナウイルスの影響を受けて飲食店での消費が激減し、食材が大量に破棄される問題が深刻化しています。日本国内では毎年約600万トンもの食品が廃棄されており、この量は世界中で飢餓に苦しむ人々に送られる食糧援助量の約1.5倍に相当します。

FOOD LOSS BANKはこの問題に取り組み、サステナブルな社会の構築を目指して活動しています。代表の山田早輝子氏と杉山絵美氏の二人は、2020年9月にこの企業を設立し、多様性や循環性、持続可能性を基にした活動を行っています。

「ありがとうBENTO」の発表



この「ありがとうBENTO」は、コロナ禍においても農家や漁師、そしてそれに関わる全ての人への感謝の意を表すために生まれました。成澤氏が手がける「イノベーティブ里山キュイジーヌ」という独自の料理スタイルを融合させ、規格外となる食材を積極的に使用した弁当が提供されます。

メニューの一例



「ありがとうBENTO」は、不揃いな食材を活かした創作メニューが特徴です。以下はその一部です:
  • - 海の幸のアヒージョ、ハーブの香り
  • - 菜園のサラダ
  • - 港からの鮮魚の竜田揚げ、ズッキーニと茄子の甘酢餡かけ
  • - 黒毛和牛のすき焼き、舞茸と焼きネギの木の芽添え
  • - 黒毛和牛のロースの薪焼き、原木椎茸と新玉ねぎ など

加えて、FOOD LOSS BANKがプロデュースしたフレッシュジュースも一つ付き、価格は税込18,000円です。

国際的な動きと評価



FOOD LOSS BANKの取り組みは高く評価され、国際連合食糧農業機関(FAO)からの依頼で「世界食料デー」に関連するマスタークラスを日本がモデルとして務めることが決定しました。このことにより、プロジェクトの意義が世界的にも発信されます。

まとめ



NARISAWAとFOOD LOSS BANKが共同で提供する「ありがとうBENTO」は、ただの食事としての役割を超え、食材の背景にあるストーリーを感じさせてくれます。このプロジェクトの成功が、持続可能な未来の一助となることを期待しています。詳細はこちらからご覧ください。

会社情報

会社名
株式会社FOOD LOSS BANK
住所
東京都港区六本木4-3-28
電話番号
090-222-7011

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