高知の伝統と革新が生み出した新しい工芸製品
高知県に位置する株式会社アルファドライブ高知は、地域の伝統工芸職人と共に新商品を展開するプロジェクト「TOMO LAB(共ラボ)」を推進しています。この取り組みは、長年の歴史の中で培われてきた日本の伝統文化や技術を守り、今の時代に合った形で価値を再発見することを目的としています。
特に、全国的に後継者不足や近代化に伴う技術の消失が懸念される中、AlphaDrive高知は地域の Craftsmanship(職人技)を支援するため、約1年間の活動を経て、新たな価値を持つ製品を創出しました。今回、その一環として展開されるのが「第33回高知県伝承工芸展」です。この展示会では、職人とのコラボレーション製品を多くの方にお披露目し、実際に手に取って感じてもらう機会を提供します。
第33回高知県伝承工芸展について
2024年9月24日から29日まで、高知市文化プラザかるぽーとで開催されるこの展示会では、県内で活動する伝統工芸職人による手仕事の工芸品が展示される予定です。この大イベントは、入場が無料であるため、多くの方に開かれた姿勢で地域文化の魅力を伝えることができます。
展示会の詳細
- - 主催: 高知県伝承工芸協同組合
- - 開催日: 2024年9月24日(火)~29日(日)
- - 会場: 高知市文化プラザかるぽーと 7階第4展示室
- - 時間: 10時~18時(最終日は17時まで)
この展示会では、職人たちが誇る工芸品と共に、様々な新商品が並ぶ予定です。特に、谷製陶所とのコラボレーションで制作された「尾土焼」のディスペンサーは、高知の伝統技術を新しい形で発信する一品として期待されています。
代表者のコメント
AlphaDrive高知の佐藤大嗣氏は、「この伝統工芸展では歴史の中で磨き込まれてきた技術と新しい取り組みが一緒に展示されることに対し、非常に感謝しています。この機会を通じて、高知の伝統工芸の魅力を広く伝えていくことができればと思います」と話しています。
TOMO LABのビジョン
「TOMO LAB」は、地域の事業者や職人と共に行動し、失われつつある日本の宝を守りながら新たな価値を創造することを目指しています。地域産業への貢献を続け、次世代へとつないでいくことが彼らの使命です。
高知県の伝統工芸を今こそ体験する絶好のチャンスです。関心のある方は、ぜひこの展示会に足を運び、職人たちの温もりを感じてみてください。