炎症性腸疾患(IBD)オンラインコミュニティが550名突破!
最近、炎症性腸疾患(IBD)に特化したオンラインコミュニティ、いわゆる「Gコミュニティ」の登録ユーザー数が550名を超えました。このコミュニティは、情報不足が課題となっているIBD患者を支援するために設立されたものです。IBDは、潰瘍性大腸炎やクローン病を含む病気で、主に20〜30代の若者に影響を与え、国内では約25万人が患者とされています。そのため、このコミュニティの重要性はますます高まっています。
IBDとは?
IBDは、原因不明の腸の炎症を伴い、生涯にわたる治療が必要な難病です。国内では急増しているにも関わらず、専門家は不足しており、適切な情報が得られない状況が続いています。インターネット上では多様な情報があふれていますが、その中には誤った情報も含まれ、患者が正しい知識を得ることは困難です。
Gコミュニティの特徴
Gコミュニティは、医療専門家(医師や管理栄養士、研究者)と患者が協力して作り上げるクローズドなオンライン空間です。ここでは、科学的根拠に基づいて提供される多様な情報を得ることができ、患者は気軽に質問や相談ができる場となっています。2019年に設立されたGコミュニティは、2020年3月時点で555名の登録ユーザーを記録し、2300を超えるコメントが寄せられました。
将来に向けた展望
ジーケアは、IBD患者会や関連企業と連携し、両方の情報提供を行うことによって、患者とその家族が安心して生活できる環境を整えていく予定です。また、製薬企業や医療機関とのコラボレーションを通じて、IBDの病態解明や創薬を推進し、生活の質を向上させることにも努めていきます。
株式会社ジーケアの背景
ジーケアは、創業メンバーが米国ミシガン大学で出会い、2018年9月に設立されました。現在は様々な企業や仲間の支援を受け、さらなる成長を目指しています。評価されたプロジェクトには、グロービスのアクセラレータプログラム「G-STARTUP」に関するものや東京都スタートアップ支援プログラムが含まれています。
お問い合わせ
このGコミュニティやジーケアに興味を持っている方は、以下の連絡先にお問い合わせください。
担当者:宮﨑拓郎、鈴木紀之
Email:
[email protected]、
[email protected]
URL:
ジーケア公式サイト
Gコミュニティは、IBD患者にとってよりよい未来を築くための貴重な拠点になっています。困難な道を一緒に歩む仲間がいることは大きな励みとなるでしょう。