新たなセキュリティサービス
2024-08-06 14:09:02

自治体向け多要素認証サービス「ARCACLAVIS NEXT」が登場!地域の情報セキュリティ向上を支援

地方公共団体向け新サービス「ARCACLAVIS NEXT」の提供開始



株式会社両備システムズは、地域公共団体に向けた多要素認証セキュリティ製品「ARCACLAVIS NEXT」を、LGWAN-ASPサービスとして新たに提供を開始しました。このサービスは、全国の地方自治体に向けて導入され、特に大阪府吹田市において初めて使用されることとなります。

システムの概要と利点



「ARCACLAVIS NEXT」は、顔認証技術を用いた多要素認証を実現しており、吹田市内の約3,200台のLGWAN接続系端末において、2024年4月から段階的に運用される予定です。このシステムを利用する職員数は約3,800名に達し、その利便性の高さが期待されています。

この新しいサービスの最大の特長は、多要素認証の導入に掛かるコストを抑えることができる点です。この点において、自治体は運用維持にかかる負担を大幅に軽減することができ、クラウド環境を活用しながらも、従来のオンプレミスシステムに比べて効率的に運用できるようになります。

さらなる情報セキュリティの強化



「ARCACLAVIS NEXT」は、1998年から続くARCACLAVISシリーズの最新モデルであり、多様な認証手段を組み合わせることで、より堅牢な本人確認を実現します。具体的には、パスワード、ICカード、生体認証を組み合わせることで、セキュリティの強化とともに利便性も追求しています。また、1台のPCを複数の職員が共有するシーンにおいても、認証方式を使い分けることができるため、非常に柔軟な運用が可能です。

吹田市の取り組み



吹田市では、新たに導入するシステムについてはクラウドサービスを前提として調査を進めており、これまでの運用で蓄積したノウハウを生かした「ARCACLAVIS NEXT」の導入にも取り組んでいます。市の行政経営部デジタル政策室は、サーバーを減らし、よりセキュアで効率的な業務環境を構築することを目指しています。

LGWAN-ASPサービスの意義



LGWAN-ASPサービスは、地方公共団体同士が相互に連携しながら利用することができるネットワークを提供することで、情報セキュリティを強化し、IT格差を是正する環境を整えています。これにより、マイナンバーを利用した事務でも、高度なセキュリティが求められるため、この多要素認証技術の導入は不可欠です。

まとめ



両備システムズは、今後も自治体のさまざまな課題に寄り添い、DX推進を支援するために適切な多要素認証ソリューションを提案していく方針です。新たな情報セキュリティのスタンダードとなる「ARCACLAVIS NEXT」を通じて、地域の安全を確保し、業務の効率化を図る取り組みが期待されています。導入を検討されている自治体にとって、非常に有益な選択肢となるでしょう。


画像1

画像2

会社情報

会社名
株式会社両備システムズ
住所
電話番号

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。