「MetaMe」と「Elfin Metaverse」が基本合意書を締結
株式会社Relic(リリック)の新たな取組みとして、メタバース「MetaMe®」とGameFiプロジェクト「Elfin Metaverse」の間で基本合意書が締結されました。この提携は、両社が持つリソースと技術を融合し、より豊かなファンダム体験を生み出すことを目指しています。
基本合意の内容
基本合意書には、主に以下の2点が盛り込まれています。
1.
シームレスなマルチバース体験
両社の空間をつなげ、ユーザーが自由に行き来できるマルチバースを実現します。これにより、様々なゲームや学習体験が統合され、ユーザーにとっての新たな発見や楽しみが広がります。
2.
ファンダムに向けたゲーミフィケーションの共同開発
人気キャラクターの知的財産(IP)を活用し、ファンダムを支援する新しいゲーム体験を共同で開発します。これは、Web3時代におけるユーザー同士の繋がりをより強固にし、コミュニティの成長を助けることを目指しています。
「MetaMe」とは?
「MetaMe」は、NTTドコモが開発したメタコミュニケーションサービスで、利用者が自分の価値観に合った相手と出会うことができる新しいコミュニケーション空間を提供します。
主に「Home」と「Community World」という2つの概念で構成されており、前者は個人の価値観を反映した空間、後者は人々が交流する場として機能します。
「Elfin Metaverse」とは?
対する「Elfin Metaverse」は、香港及びマレーシアに拠点を持つゲームプロジェクトで、NFTやアニメ文化を取り入れた没入型のプレイヤー主導型体験を提供しています。
このプラットフォームは、既存のeスポーツ市場の隙間を狙い、新たなユーザー層を開拓することに注力しています。Binance Labsなどからの投資を受けており、その成長が期待されています。
期待される影響
この提携により、ゲームが持つ楽しさや魅力がさらに引き立ち、ユーザーは新たな体験ができることになるでしょう。また、両社が持つ技術やノウハウを活用することで、より洗練されたサービスの提供が可能となります。
まとめ
「MetaMe」と「Elfin Metaverse」の基本合意書の締結は、今後のファンダム経済圏の形成に向けた重要なステップです。マルチバース体験やキャラクターを使ったゲーミフィケーションによって、ユーザーは新たな楽しみを見出し、ファンダムがより広がりを見せることが期待されます。今後の動向に注目が集まります。