SHINING 3Dが新たな革新をもたらす
SHINING 3Dが新製品『EinScan Medixa』を発表しました。このオールインワン型ワイヤレス3Dスキャナーは、義肢装具(O&P)の分野に特化して設計されており、医療現場での効率性を飛躍的に向上させることを目的としています。高精度のスキャン機能と、内蔵型プロセッサーを用いたオンボード処理により、O&Pワークフローを効率化し、患者にとってもより快適な体験を提供します。
O&P患者ケアの革新
従来の義肢装具の手法では、手作業による計測や石膏型取りが一般的でしたが、これには時間がかかり、患者には不快感を与えることが多々ありました。しかし、EinScan Medixaは完全にデジタルな非接触型ワークフローを導入しています。この技術により、1つの症例あたりの処理時間は従来の5時間からわずか1時間に短縮され、精度も向上しました。特に、乳児用頭蓋ヘルメットや体幹スキャンの際に、患者がわずかに動いてしまっても、動き補正技術によって高精度なデータを取得することが可能です。
オールインワン設計による高効率性
EinScan Medixaは、スキャン、処理、データ出力を1台に兼ね備えています。そのため、臨床医は外部コンピュータを必要とせず、患者のスキャンからCAD/CAM設計、フライス加工までの流れをスムーズに進めることができます。直感的なソフトウェアインターフェースは、ステップバイステップのガイドを提供しており、3Dスキャンの経験がない臨床医でも簡単に操作できるのが特徴です。
EinScan Medixaによるデジタルワークフロー
- - 高精度と高品質:500万画素のテクスチャカメラで、リアルな表面キャプチャを実現。
- - 部位別プリセット:頭蓋部や体幹、四肢、足、ソケットなど、部位別に最適化されたワークフローが可能。
- - 軽量デザイン:953gのワイヤレス設計で持ち運びも簡単。
- - 動き補正機能:患者のわずかな動きにも対応。
- - 非接触スキャン:白色光と赤外線を使用して、より快適な体験を提供。
投資収益率(ROI)の変革
EinScan Medixaを導入することで、クリニックの日々の患者対応効率が400%向上し、手戻りを大幅に削減することができます。正確なデジタル記録を保存することで、フォローアップケアもスムーズになり、患者満足度を著しく高めるのも大きな利点です。このデジタルソリューションは、煩雑な型取りに代わり、清潔かつ快適な体験を提供し、臨床効率を向上させます。さらには、SDKをサポートし、病院システムやデザインポータルとの統合を可能にしています。これにより、柔軟性のあるカスタマイズした臨床ワークフローを構築できます。
未来を見据えたソリューション
SHINING 3DのO&P部門テクニカルリーダー、Zhechen Daiは、「Medixaの導入により、私たちは単なるスキャナー提供にとどまらず、O&P専門家に必要な自信と効率を高めるツールを提供します」と述べており、精度と患者の快適さ、そしてワークフローの簡素化により、臨床医が患者治療に集中できる環境を整えています。
EinScan Medixaの性能を体験してみませんか?MedixaがO&Pのワークフローにどのような変革をもたらすのか、お問い合わせをお待ちしております。
SHINING 3Dについて
SHINING 3Dは2004年に設立され、高精度な3Dデジタル製品に20年以上従事してきました。医療や計測、設計、製造の分野で革新的なソリューションを提供し、特にO&Pやデジタル歯科において、効率や精度、患者ケアの向上に貢献しています。