別府ロープウェイの2025年度総合防災訓練
別府ロープウェイは、2025年度の総合防災訓練を実施します。この訓練は、日向灘を震源とする大規模地震が発生したとの想定のもと、緊急時の対応を再確認するために行われます。今回の訓練では、別府市消防本部との協力により、乗客の安全を確保する方法を徹底的に検証します。
訓練の目的と内容
訓練の目的は、非常時の対応能力を向上させることにあります。具体的には、駅舎や九州焼酎館からの避難誘導、初期消火訓練、ロープウェイの故障時における乗客救出訓練が含まれています。特に、ロープウェイのゴンドラに乗っているような状況を想定し、乗客の脱出方法をしっかりと確認することが重要です。これによって、実際の緊急事態に備えることができます。
訓練の詳細
日時
訓練は2025年12月16日(火)午前9時から午前9時50分まで行われる予定です。小雨決行ですが、悪天候の場合は12月19日(金)に延期されます。
場所
訓練の舞台は、別府ロープウェイ高原駅周辺となります。訓練指揮本部は高原駅前山野草館の駐車場に設置され、訓練全体の進行が管理されます。
参加者
訓練には、別府市消防本部の隊員や別府ロープウェイの係員が参加し、実際の避難および救助の動きを確認します。また、訓練を通じて、相互の連携も深まることでしょう。
当日の営業時間
なお、総合防災訓練の実施に伴い、ロープウェイおよび九州焼酎館は当日の営業を10時30分から開始する予定です。訓練が終わった後に、安心して観光を楽しんでいただくための配慮も行われています。
別府ロープウェイの魅力
別府ロープウェイは、標高1,375mの鶴見岳までおよそ10分で到達する九州最大級のロープウェイです。山上からは別府市内だけでなく、四国や中国地方、由布岳やくじゅう連山の美しい景色を楽しむことができます。四季折々の風景を楽しみながら遊歩道を散策する機会も用意されています。詳しい情報は、公式ホームページで確認してください。
別府ロープウェイ公式サイト
この訓練を通じて、別府ロープウェイはさらなる安全対策を講じ、お客様に安心してご利用いただける施設を目指します。