フレグランスを日常に『フレグランス インスティチュート』設立
2025年1月に、ブルーベル・ジャパン株式会社が新たな試みとして、フレグランスを日常生活により親しみやすくするための学びの場、『フレグランス インスティチュート(FRAGRANCE INSTITUTE)』を立ち上げることを発表しました。このインスティチュートは、香りの魅力や知識をオンラインサロンの形で提供し、毎年9回にわたるセッションを通じて参加者に新しい香りとの出会いを提供します。
設立の歴史と背景
1948年にフレンチリヴィエラで誕生した小さな香水ショップがルーツを持つブルーベルは、1954年に日本市場に進出し、以来多くのブランドと提携を結びながらフレグランスの普及に努めてきました。特に、消費者とブランドとの架け橋となる『パルファム ソムリエ』の養成を進めてきた実績を持ち、多くの専門家を輩出しています。今回のインスティチュート設立は、これまでの経験を生かし、さらに広範囲な層にフレグランスの魅力を伝える機会を創出することを目的としています。
インスティチュートの目的
新たに設立された『フレグランス インスティチュート』には、以下のような明確な目的があります。
1. フレグランスへの理解を深め、日常生活に取り入れる手助けをすること。
2. パルファム ソムリエライセンス取得を目指す人向けに、専門的な学びの場を提供すること。
3. フレグランス市場全体の発展に貢献すること。
オンラインサロンの特徴
ハイブリッドスタイル
このオンラインサロンは、レクチャーとワークショップが融合したハイブリッドスタイルを採用しています。参加者は、パルファム ソムリエからの解説を聞きながら、香りのサンプルを実際に体験することができます。人それぞれの香りの感じ方を知り、意見を交換することで、新たな視点を得ることが可能です。
テーマ設定とカリキュラム
フレグランスの選び方や使い方に対する敷居を下げるため、各回のテーマには香調(ノート)に基づいた内容を設定します。また、日本の四季を反映したテーマも考慮され、参加者は自分の好みに合った香りに出会う機会が増えるでしょう。毎回、選定された10種類の香水を詳細に学ぶことができ、教材はムエットパウチ(香りの試香紙)とフレグランスログが提供されます。
受講対象者とそのメリット
このプログラムは、特に以下のような方々に向けられています。
- - フレグランスの使用に自信を持ちたい方
- - 専門家から基本を学びたい方
- - 新たな香りを発見したい方
- - フレグランス業界に関心がある方
受講を通じて、基礎から専門的な知識を学ぶことができ、実際に香水の使い方や選び方について深く理解することができます。これにより、香りを生活にする楽しみを実感し、自分自身の香りを見つける手助けとなるでしょう。
講師陣とナビゲーター
一流のフレグランススペシャリストが講師として参加し、ナビゲート役には、ブルーベル・ジャパンのパルファム コンサルタント小磯良江が務めます。香水に関する豊富な知識と、直感的な香りの表現力を持つ小磯が、受講者と密接にコミュニケーションを取りながら、理解を深めていきます。
みんなで香りを楽しむコミュニティ
『フレグランス インスティチュート』を通じて、参加者同士の交流が生まれ、新たな香りを通じての発見や楽しみが広がります。香りの魅力を共に学び、共有することで、フレグランスの世界をより身近に感じることができるでしょう。香りは日常生活に彩りを加えるものであり、人々をつなぐ架け橋ともなります。ぜひ、フレグランスの新しい世界に足を踏み入れてみてください。