ホットリンクグループ、DeFi運用を10億円へ拡大
株式会社ホットリンク(東京都千代田区、証券コード3680)が、同グループ内で展開する合同会社Nonagon Capitalを通じて、DeFi(分散型金融)運用を10億円規模に拡大することを発表しました。この拡大により、より多様な投資機会がもたらされることが期待されています。
1. 増資の背景
近年、アメリカでは暗号資産やステーブルコインに関する法規が整えられ、既存の金融機関がこの領域へ本格的に進出する動きが見られます。また、ステーブルコインを利用した決済システムや、DeFiを活用した金融商品が続々と開発され、機関投資家がこれらに関与する機会も増加しています。そうした市場の急激な変化を受け、Nonagon Capitalは運用規模の拡大を決定しました。
今回、ホットリンクから4億円の追加出資が行われ、運用額はこれまでの金額に追加されて合計で10億円に達しました。このような増資を通じて、Nonagon Capitalは構造的な市場の変化を成長のチャンスと捉え、戦略的に資金運用を行うことを決めました。
2. 年利4%の運用実績
Nonagon Capitalは、2025年10月から流動性の高いステーブルコインを用いたDeFi運用を行っており、これまでの運用で年利4%の安定した利回りを維持しています。この運用は、内部統制ルールに則ったリスク管理体制で実施されており、安全性を重視した方針が評価されています。
投資はデジタルアセット・トレジャリー戦略の一環として位置づけられており、着実に収益源として機能しています。運用範囲を広げることで、Nonagon Capitalは事業全体の黒字化を目指していく方針です。
3. 増資分の用途
増資された金額は、米国で規制に準拠したステーブルコイン「USDC」に加え、利回りの見込まれる信頼性の高いステーブルコインを駆使したDeFiの運用に分配される予定です。具体的な運用方法としては、ステーキング、レンディング、流動性提供といった手法が計画されており、相対的にリスクを抑えた運用が求められています。
このように多角化されたDeFi運用は、リスクヘッジと利回りの向上を通じた収益改善を目指します。また、得られた知見は、既存の投資事業、コミュニティ事業、バリデーター事業などに展開し、暗号資産・ブロックチェーン技術の普及にも寄与することが期待されています。
Nonagon Capitalの概要
Nonagon Capitalは、サンフランシスコ・ベイエリアを拠点としたブロックチェーン市場への投資を専門とするベンチャーファンドです。北米とアジア市場、特に日本市場を繋ぐ役割を強みとして、新たなプロジェクトへの投資を行っています。Web3の普及とともに、新たなビジネスモデルを創出し続けており、今後も成長が期待されます。
私たちは、これからのブロックチェーン時代において、どのように投資を進めていくのか注目していきたいと思います。