国交省の表彰に輝く
2025-01-07 11:27:53

物流業界の新たな時代を開く!国土交通大臣表彰受賞企業の取り組み

物流業界の新たな挑戦



2024年12月23日、東京都千代田区の砂防会館にて開催された「令和6年度 グリーン物流パートナーシップ会議物流パートナーシップ優良事業者表彰」で、11社が国土交通大臣から最高位の表彰を受けました。受賞したのは、アース製薬株式会社、大塚倉庫株式会社、加藤産業株式会社、岐阜プラスチック工業株式会社、久原本家グループ本社、J-オイルミルズ、鈴与株式会社、太陽化学株式会社、株式会社Mizkan Logitec、ライオン株式会社、株式会社ロジパルエクスプレスです。

物流業界の現状と課題



物流業界は、乗務員の労働時間規制の強化(2024年問題)や環境負荷の軽減といった重大な課題に直面しています。そこで、異業種の企業と物流事業者が連携し、効率的な輸送方法を模索する取り組みが注目を集めています。これらの企業が共同で実施した輸送モジュール化や混載輸送により、二酸化炭素の排出を大幅に削減することに成功しました。

受賞案件の概要



受賞に至った具体的な活動内容は2つのケースに分かれます。ケースAでは、複数企業が連携してフェリーや陸送での混載輸送を実施。これにより、運搬効率が向上し、環境負荷が軽減されました。特に、ケースA-1では、九州から関東間でのフェリーを用いた混載輸送において、年間31.2トンのCO2削減を達成しました。

ケースBでは、食品専用の物流拠点を設置することで、各メーカーとの共同配送を効率化。これにより、年間538.1トンのCO2削減と10,916時間のドライバー拘束時間削減が実現しました。

企業の声



アース製薬の上席執行役員は、この取り組みを通じてサプライチェーンの使命を果たすためには、一つの企業だけの力では不十分で、様々なプレイヤーが連携することが重要だと述べています。今回の受賞は、さらなる改善を目指す出発点となるとのこと。

今後の展望



国土交通省は、このような取り組みを支援し、物流業界の持続可能性を高めるための政策を進めています。新しい物流モデルの構築が求められる中で、企業間の協力が一層重要となります。今回の受賞が、業界全体の意識改革や新たなイノベーションを促進することが期待されています。

持続可能な物流の実現に向けて、業界の関係者が共に力を合わせ、未来志向の取り組みを続けていくことが必要です。これにより、国民の生活がより快適で持続可能なものとなるよう、更なる挑戦が続くことでしょう。


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会社情報

会社名
アース製薬株式会社
住所
東京都千代田区神田司町二丁目12番地1
電話番号
03-5207-7451

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