国旗への愛を深める一冊!『改訂3版 世界の国旗図鑑』が7月2日発売!
株式会社偕成社は、2007年初版、累計6万部を発行した『世界の国旗図鑑』の改訂版『改訂3版 世界の国旗図鑑–––歴史とともに進化する国旗』(苅安望 著)を7月2日に発売します。
本書は、200以上の国旗を網羅し、各国のデータや歴史、旗の由来をわかりやすく解説した国旗図鑑です。国旗を愛する著者のユニークなコラムも収録されており、読み物としても楽しめる一冊となっています。
国旗から読み解く、各国の歴史と文化
本書では、1ページごとにひとつの国を紹介し、地図、首都、面積、人口、言語など、基本的な情報を掲載しています。さらに、その国・地域の成り立ちや国旗の由来、歴史とともに進化してきた国旗の変遷についても詳しく解説しています。
たとえば、中米のコスタリカ共和国の国旗は、かつて「青は美しい空、白は平和、赤は自由のために流された血を表す」とされていましたが、現在は「青は空と理想、白は平和と純粋さ、赤は活力と勇気を表す」に変更されています。このように、国旗に込められた思いは時代とともに変化し、その国の目指す社会や価値観を反映していることがわかります。
豊富な情報と魅力的なコラムが満載
本書は、全独立国の国旗に加え、IOC加盟地域の域旗、非独立国や海外領土、日本未承認独立国の旗など、200以上の最新の旗を収録しています。国旗のデザインは、それぞれ正式な比率で掲載されており、正確な情報が得られます。
また、国旗の紹介の間には、「日本の旗の形状変遷」「国旗デザインの考案者」など、国旗・域旗についてさらに深く知ることができるコラムも掲載されています。
旗章研究の第一人者、苅安望氏が語る国旗の魅力
著者の苅安望氏は、日本旗章学協会前会長を務め、2019年には国際旗章学会議で日本人初のヴェクシロン賞を受賞した、旗章研究の第一人者です。幼い頃から旗に魅せられ、旗章学研究に情熱を注いできた氏は、本書を通じて、国旗の魅力を余すことなく伝えています。
本書は、国旗に興味がある人だけでなく、歴史や文化に興味がある人、子どもから大人まで、幅広い読者におすすめです。