外国人人材の正社員登用制度導入で多様性を推進するイートアンドグループ

新しい雇用制度に向けた一歩

株式会社イートアンドホールディングス（東京ヘッドオフィス：東京都品川区、代表取締役社長：仲田浩康）は、2025年9月より新たな雇用制度を導入することを発表しました。この制度は、外国人就労者が日本国内で正社員として働くための道を開き、企業の多様性を強化することを目的としています。

外国人材の必要性

イートアンドグループは、2025年8月末時点で、7カ国から533名の技術者、特定技能者、技能実習生を雇用しています。特に「飲食料品製造業」や「外食業」における特定技能者が増加しており、企業が長期的な雇用環境を整える必要性が高まっています。これに応える形で導入される『ダイバーシティ正社員雇用制度』は、外国人が活躍できる場を提供し、労働力不足の解決にも寄与することでしょう。

制度の概要と改定

ダイバーシティ正社員雇用を実現するために、イートアンドグループでは就業規則や給与規程、等級制度の改定を行いました。具体的には、評価項目や評価方法、フィードバックの流れを整理し、透明性を高めています。また、面談を行う際には、ベトナム語や英語などの言語で対応できる体制も整えています。さらに、人事評価の際には文化的なバイアスを排除するための研修も実施される予定です。

昇進や昇格に関する規定も具体的な数値や事例を用いて明確化し、曖昧さを解消しました。このようにして、外国人就労者が自らの能力を発揮できる環境づくりを進めています。