鈴与株式会社が地域貢献の一環として防災備蓄食料品を寄付

鈴与株式会社と地域福祉の架け橋

2023年9月26日、静岡市の鈴与株式会社は地域貢献の一環として、非常時用の防災備蓄食料品を(福)静岡市社会福祉協議会に寄付しました。この取り組みは同社の経営理念である「共生」を反映し、地域住民の安心・安全な生活を支えることを目的としています。

寄付された品々には、栄養調整食品1380個、わかめご飯300袋、さば水煮缶240缶、さば味噌煮缶624缶が含まれており、支援を必要とする方々のもとへ迅速に届けられる予定です。この贈呈式には、社会福祉法人静岡市社会福祉協議会の副会長、高山茂宏氏と鈴与株式会社の常務取締役、鈴木一寿氏が出席しました。

防災備蓄食料品の重要性

防災に対する関心が高まる中、鈴与株式会社は自社で保管している防災備蓄品の定期的な入れ替えを行い、その際に出た賞味期限前の食料品を寄付することで、地域への支援に努めています。高山副会長は、「ご高齢者をはじめとした買い物に難を抱える方々に、少しでも防災備蓄食品をお届けすることが支援となります。」と話し、食料品の寄付が地域社会の支えになることを強調しました。

一方で鈴木常務取締役は、最近の物価上昇や光熱費の高騰などにより、生活支援が求められる状況が続いていることを指摘しつつ、「今回贈呈した品々が少しでも地域の助けになれば」との思いを述べました。このように、鈴与株式会社の取り組みは単なる寄付を超え、地域全体の結束を促進するものであると言えるでしょう。

未来への取り組み

鈴与株式会社は今後も地域貢献に力を入れ、様々な活動を通じて地域住民とのつながりを大切にしていく考えです。地域の安心で安全な生活を支えるために、企業が果たすべき役割はますます重要になっています。地域との共生を目指す取り組みは、企業の成長と地域の安定を同時に実現するための貴重なモデルケースとなるでしょう。

静岡市社会福祉協議会と鈴与株式会社のコラボレーションは、今後も地域づくりに貢献し続ける所存です。地域に根ざした企業の取り組みが、ますます広がることを期待します。