新たなAIエージェント機能が登場
株式会社ラクス(東京都渋谷区)は、同社が提供する問い合わせ自動応対システム「楽楽自動応対」の新機能を2025年10月に導入予定です。この新機能では、AIが過去の応対履歴やナレッジを基にメールの返信文を自動的に生成します。これにより、ユーザーは時間と手間を大幅に削減できることが期待されています。
「楽楽自動応対」は、これまでにも多くの企業に支持され、16年連続で売上シェアNo.1を誇っています。新機能は、2025年7月にリリースされたカスタム生成機能に続くもので、AIエージェント機能の第2弾として位置づけられています。
自動化の進化
以前は、ユーザーが返信文の要点を指示する必要がありました。しかし、今回の「自動生成」機能では、その手間を省き、AIが自動的に文案を生成する仕組みへと進化しています。
この機能は、過去のメール応対履歴やFAQ(よくある質問)を蓄積し、それをもとに文案を作成します。したがって、顧客からの問い合わせに迅速かつ適切に対応できるようになります。
より効率的な業務環境の実現
ラクスは「楽楽自動応対」を導入する企業すべてにおいて、この新機能の導入を従来の機能に追加料金なしで行うことを発表しています。企業は、これにより業務効率を大幅に向上させることができ、顧客応対の質も向上することでしょう。
今後の展望
ラクスは、問い合わせ応対の自動化を進め、業務効率化と質の高い顧客対応を実現するため、今後も段階的なAIエージェント機能のリリースを計画しています。「楽楽自動応対」は過去の応対情報をナレッジとして再活用し、企業の負担を軽減することを目指しています。
「楽楽自動応対」とは?
「楽楽自動応対」は、2001年にサービス提供を開始し、ニーズに応じた機能開発を行ってきました。システムは進化を続け、現在では9,000社を超える導入実績を持っています。このシステムは、メールによる問い合わせ応対業務の自動化を実現するため、過去の応対履歴をナレッジ資産として有効に活用します。
会社情報
株式会社ラクスは、2000年11月に設立され、東京都渋谷区に本社を置いています。資本金は3億7,837万円で、代表者は中村崇則氏です。クラウドサービス事業を主軸に事業を展開し、顧客のさまざまなニーズに対応してきた実績があります。
公式ウェブサイトには、ラクスのサービスや新機能に関する詳細が記載されています。興味のある方はぜひ訪問してみてください。
楽楽自動応対 公式サイト
現在、公式サイトは旧名称(メールディーラー)で表記されていますが、変更予定です。