カムイのうた上映会
2025-08-06 18:52:00

映画「カムイのうた」地域上映会が赤れんが庁舎で開催!

映画「カムイのうた」の地域上映会とパネル展の詳細



2025年7月にリニューアルを果たした赤れんが庁舎で、映画「カムイのうた」の地域上映会とパネル展が開催されます。このイベントは、北海道東川町と北海道新聞社の協力によって実現し、多文化共生社会の実現を目指す地域プロジェクト「カムイのうたの学校」の一環です。イベントの開催は、2025年8月と9月に渡り行われる予定です。

開催概要


8月の上映会


  • - 開催日時: 2025年8月15日(金)〜17日(日)
  • - 上映スケジュール:
- 8月15日: 16:30〜19:00 (開場16:00)
- 8月16日:
- ① 9:30〜12:00
- ② 13:00〜15:30
- ③ 16:30〜19:00 (開場9:00)
- 8月17日:
- ① 9:30〜12:00
- ② 13:00〜15:30
- ③ 16:30〜19:00 (開場9:00)
  • - 会場: 赤れんが庁舎2階「赤れんがホールA」
  • - 観覧料: 無料(ただし赤れんが庁舎入館料は別途)

9月の上映会


  • - 開催日時: 2025年9月19日(金)
  • - 上映スケジュール:
- 13:00〜15:30
- 16:30〜19:00 (開場12:00)
  • - 会場: 赤れんが庁舎B1階「道民ベースA」
  • - 観覧料: 無料(赤れんが庁舎入館料別途)

映画「カムイのうた」とその意義


映画「カムイのうた」は、1903年に誕生し、19歳で亡くなったアイヌ文化伝承者・知里幸恵さんを題材にした作品です。この映画は日本の先住民族であるアイヌ民族の文化の美しさ及び重要性を伝え、差別のない世界を目指すために製作されました。2023年11月に北海道内で先行上映され、2024年1月からは全国展開が始まりました。現在では全国70館以上で公開されています。

映画は、アイヌ文化の豊かさや多様性の重要性を描いています。アイヌ文化の知識を広めるため、映画には数多くの賞が授与されており、国際的な映画祭でも高い評価を得ています。特にカルカッタ国際カルト映画祭では作品賞を受賞し、モントリオール・インディペンデント映画祭では優秀長編映画に選出されています。

アイヌ共生プロジェクト「カムイのうたの学校」


このプロジェクトは、東川町が多文化共生社会の実現を目指して展開しています。2023年に大雪山の文化を広めるために設立され、次世代のためにアイヌ文化を継承することを目的としています。この取り組みでは、映画「カムイのうた」を通じてアイヌ文化や多文化共生についての理解を深める教育プログラムが提供されています。

映画の上映会では、来場者が興味を持ちやすいよう、パネル展も同時開催されます。これらのイベントは、アイヌ文化について学びたい方々にとって貴重な機会となるでしょう。

デジタル教材の配布


また、アイヌ文化に関する理解を深めるために、多言語で展開されるデジタル教材の無料ダウンロードも可能です。この教材は、子どもから大人まで利用できる内容になっており、映画「カムイのうた」と関連性の高い情報が含まれています。

地域の特性


北海道東川町は、旭岳を中心とした美しい自然が広がる地域です。人口は約8,500人で、米作をはじめとした農業が主な産業です。また、地域全体が地下水を利用しており、環境保護にも力を入れています。大雪山国立公園にも土台を持ち、多様な自然環境を誇る町でもあります。

このような背景を持つ東川町での映画「カムイのうた」の上映会とパネル展は、アイヌ文化の重要性をより多くの方に伝え、多文化共生を実現するための重要なステップとなることが期待されています。


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会社情報

会社名
写真文化首都「写真の町」北海道東川町
住所
電話番号

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