フェムケア事業拡大
2024-09-30 23:48:04

株式会社さくらさくプラス、フェムケア事業の拡大に向けて新たな譲受を決定

株式会社さくらさくプラス(以下、さくらさくプラス)は、本日、ヌーバルデザイン株式会社からフェムケア・フェムテック事業の譲受を決議したことを発表しました。この事業譲受は2024年10月1日を予定しており、同事業は子会社である株式会社YELLが継承・運営を行います。

さくらさくプラスは、共働きや子育て家庭を支援するために認可保育所運営を中心とした事業を展開しており、現在の社会において重要な役割を果たしています。特に、人口減少や働き手の減少が進む中、共働き家庭や子育て家庭の支援が不可欠であると考えています。

現在、女性の社会進出が進んでいる一方、妊娠や出産、更年期といったライフステージでの健康課題は十分に支援されていない現状があります。経済産業省の調査によると、女性特有の健康問題による経済的損失は約3.4兆円に達するとの見積もりが出ています。このような課題解決に向け、フェムケア・フェムテック市場が注目されており、さくらさくプラスもその一翼を担うべく事業を拡大していく方針です。

この度の譲受は、2024年9月4日に株式会社YELLを子会社化した流れを受けたもので、YELLは女性に特化したサプリメント「ママエール」を展開し、高い評価を得ています。これにより、さくらさくプラスはフェムケア・フェムテック市場に本格的に参入しました。

ヌーバルデザインが手掛けるブランド「uhuluna」は、月経カップやその関連商品を提供しています。特に、月経カップには多くの女性が抱える「不快な悩み」を軽減する口コミが多く、ナプキンからの移行が進む期待が寄せられています。現在、月経カップの市場は急速な成長を遂げており、2023年には14.3億ドルの市場規模が予測されています。2024年には15億ドル、2032年には24.8億ドルに達する見込みです。

また、ヌーバルデザインのブランド「URUOU LAB」は、有機成分を使用した潤滑ローション「ORGANIC GELLOTION」を展開しており、ユニセックスなデザインで男女問わず使用可能な商品を提供しています。性交痛は約60%の女性に経験がある悩みですが、それを多くの女性が相談できない現実があります。このような背景から、潤滑ゼリーの需要が高まっていますが、成分の安全性を気にする声もあり、URUOU LABでは安心・安全を追求した商品開発を行っています。譲受に伴い、YELLがこの事業を引き継ぎ、高品質な製品を提供し続けます。

現在のフェムケア・フェムテック市場は、女性の健康をサポートする重要な分野とされています。Femcare(フェムケア)は「女性のケア」を意味し、生理用品や更年期商品などが含まれる一方で、Femtech(フェムテック)は、テクノロジーを利用して女性特有の健康課題を解決する製品やサービスを指します。今後、この市場はさらなる成長が見込まれ、さくらさくプラスはその発展に貢献していく方針です。

この新たな事業拡大の計画を通じて、さくらさくプラスは女性の健康を支えるビジネスを一層強化し、より多くの女性たちに支持される企業を目指していきます。今後も新たなM&Aや自社開発を通じて、フェムケア・フェムテック事業において成長を続けていく姿勢を強調しています。


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会社情報

会社名
株式会社さくらさくプラス
住所
東京都千代田区有楽町1-2-2東宝日比谷ビル8F
電話番号
03-5860-9539

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