Web3ゲームに特化したeスポーツチームの資金調達
株式会社FURAIは、Web3ゲームを中心に展開するeスポーツチーム「FR」を運営しています。この度、東京都千代田区に本社を置く株式会社サードウェーブから、資金調達を行ったことを発表しました。この資金調達は、J-KISS(ジェイキス)型の新株予約権を通じて実施されたものです。
eスポーツの展望と資金調達の目的
FURAIは2022年の設立以来、eスポーツを基盤とした事業を展開しており、特にWeb3に特化したチーム運営と動画メディアの構築に注力しています。eスポーツチーム「FR」は、2024年にリリース予定のモバイルFPS「Matr1x Fire」で日韓1位を達成し、香港で開催された世界大会でも3位と好成績を収めました。これに伴い、大会の視聴回数は180万回を超え、注目されている分野です。
今後の展開として、FURAIは 新たなゲーム領域への挑戦も視野に入れています。本資金調達により、同社は以下のような分野に対する積極的な投資を行う予定です。
1.
Web3特化eスポーツチーム「FR」と動画メディアへの投資
日本発のWeb3ゲーム特化型eスポーツチームの運営と、Web3関連の動画メディアへの投資を進める狙いです。現在、Web3に関する情報はX(Twitter)を通じて主に拡散されていますが、より多くの人々にWeb3ゲームを知ってもらうため、YouTubeなどのプラットフォームでのコンテンツ発信を強化する意向です。
2.
新たなビジネスモデルの構築
FURAIは「Web3時代のeスポーツのフロンティアを開拓する」というミッションのもと、Web3技術を利用した自社IPの開発や、ユーザー層を拡大するための新しいプラットフォームを構築していきます。これにより、誰もがゲームを通じて稼げる新たな体験を提供し、Web3ゲームを利用したeスポーツが一般的なものとなることを目指します。
代表者のコメント
この資金調達に関連して、株式会社サードウェーブの尾崎健介会長は、FURAIとの協業により日本発のWeb3 eスポーツ市場の可能性を最大限に引き出すことを目指しているとのコメントを発表しました。「GALLERIA」を基盤とした技術力とWeb3技術を融合させることで、ユーザーに革新的な体験を提供できるとの自信を示しています。
一方、FURAIの鈴木悠峰社長もこの支援に感謝の意を表し、Web3ゲームを通じてeスポーツへの挑戦を諦めていた人々に新たな機会を提供できるよう努めていくとの意気込みを語りました。
まとめ
株式会社FURAIは、Web3ゲームに特化したeスポーツチームの運営を通じて、eスポーツ界隈での新しい波を起こすべく積極的な投資を行う姿勢を示しています。この挑戦がどのように展開していくのか、今後の活動に期待が高まります。