ナレルグループと全建・BRANUの業務提携
株式会社ナレルグループ(以下、ナレルグループ)は、コントラフトと一般社団法人全国建設人材協会(全建)と共に、建設DXプラットフォームを提供するBRANU株式会社と業務提携を結びました。これにより、建設業界における人手不足や生産性向上に向けた新たなサービスが展開される予定です。提携は2026年7月1日から開始されます。
提携に至る背景
日本の建設業界は2024年問題を契機に、深刻な人手不足に直面しています。人手不足の要因としては、高齢化の進行や若年層の業界離れが挙げられます。これに伴い、業務の効率化と人材確保が急務となっていますが、特に中小の建設企業はリソース不足に悩み、DX人材の育成や採用が進んでいないのが現状です。
ナレルグループは、既に施工管理や技能労働者の派遣・紹介に特化したサービスを展開しており、全建とコントラフトは職人不足に焦点を当てたダイレクトリクルーティングサービス「職人スカウト」を提供しています。この状況下で、人材不足解消のための新たな提携が必要だと感じ、BRANUとの協力が決まりました。
BRANUは、建設業界専門のマッチングサイト「CAREECON」と、経営管理や施工を一元化するツール「CAREECON Plus」を展開し、業界のデジタル化を進めています。これにより、採用や定着も含めた全面的な支援を実施してきました。その結果、クライアント企業はリソース不足だけでなく、デジタル化の遅れという課題にも直面していることがわかりました。
業務提携の内容
具体的な提携内容には、まずブラニューの営業部門が全建とコントラフトの「職人スカウト」を導入し、スムーズな人材紹介が行えるようになります。また、採用が決定した際には、ブラニューが「CAREECON Plus」の事前研修を実施することで、職人たちのDXスキル向上も目指します。
逆に、コントラフトと全建の顧客にもブラニューの建設DXソリューションが提供され、新たなオウンドメディアを構築して、業務の効率化が図られます。この提携により、両社は中小建設業界の「人手不足」と「デジタル化の遅れ」の解消に寄与することができます。
今後の展望
この提携のサービス提供は2026年7月から開始され、中小建設企業が抱える「人材確保」と「生産性向上」の二つの課題を同時に解決する取り組みです。コントラフトと全建は現有顧客に「CAREECON Plus」を提案し、BRANUは採用や人材確保に苦しむ企業に「職人スカウト」を推進します。中小建設企業の事業の成長には、早期に人材を戦力化することが必要不可欠です。ナレルグループは人材とテクノロジーを組み合わせた建設人材プラットフォームの構築を進めており、今回の提携がその実現に向けた一歩と位置付けています。
代表者のコメント
ナレルグループの代表取締役、柴田直樹氏は「この提携を通じて、私たち自身の成長を加速させるだけでなく、業界全体の発展にも貢献できると信じています」と述べています。
一方、BRANUの代表取締役、名富達也氏も「技術革新を通じて中小建設企業が直面する課題解決に寄与したい」との意向を示しています。
このように、ナレルグループ、コントラフト、全建、BRANUによる連携が実現することで、建設業界は新たな局面を迎えることが期待されます。今後も両社は、お互いの強みを最大限に生かし、建設現場に新たな価値を提供し続けるでしょう。