FIP制度での取り組み
2025-12-22 10:46:13

大林組がFIP制度を利用したバーチャルPPAに着手し持続可能な社会作りへ

大林組が進めるバーチャルPPAによる環境価値の取得



株式会社大林組(本社:東京都港区)は、FIP制度を活用して再生可能エネルギーの環境価値を取引するバーチャルPPAに着手しました。この取り組みは、2050年のカーボンニュートラル達成を促進するものです。

バーチャルPPAとは?



バーチャルPPAは、仮想電力購入契約のことで、再生可能エネルギーから生成された電力の環境価値を売買する契約形態です。これにより、需要家は契約している電力会社を変更せずに、再エネ使用のメリットであるCO2削減証明を取得できます。

新物流拠点の取り組み



大林組が新たに開発する物流施設「(仮称)OAK LOGISTICS CENTER川越Ⅰ」の屋根に、グループ会社の大林クリーンエナジーが太陽光発電システムを設置します。この発電システムから得られた電力は、物流施設内で消費されるほか、余剰電力は電力卸取引市場で売却され、その環境価値が大林組へ提供されます。

  • - 設置場所: OAK LOGISTICS CENTER 川越Ⅰ
  • - 所在地: 埼玉県川越市南台一丁目10番7
  • - 発電事業者: 株式会社大林クリーンエナジー

このプロジェクトの発電規模は811.8kwdc/600kwacで、想定される年間発電量は約87万kWhです。それに対し、年間のCO2削減量は約384t-CO2が見込まれています。

企業の持続可能性への取り組み



大林グループは、2019年に「Obayashi Sustainability Vision 2050」を策定し、地球環境や社会の持続可能性を実現するための取り組みを一体化して展開しています。今回のバーチャルPPAにより得られる知見は、建設事業における顧客の脱炭素ニーズに対するソリューション提案へとつながり、企業価値の向上にも貢献します。

成果を目指して



この取り組みは、法人としての責任を全うする一環であり、持続可能な社会の実現に向けた重要なステップとなるでしょう。運転開始は2027年10月以降を予定しており、その後の成果が期待されます。

これからの大林組の動きにぜひご注目ください。


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会社情報

会社名
株式会社大林組
住所
東京都港区港南2-15-2品川インターシティB棟
電話番号

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