ノジマが新たに災害ボランティア休暇を導入
株式会社ノジマは、横浜市を拠点に、2025年9月1日より、災害ボランティア活動休暇の制度をスタートさせることを発表しました。この取り組みは、近年頻発する自然災害による深刻な被害を受け、地域社会に必要な支援を行うためのものです。
ノジマでは、過去にも災害被災地への支援活動を展開しており、「社会に貢献する経営」を理念に掲げています。この新しい制度は、従業員の自発的なボランティア活動を後押しし、地域社会への貢献を促進することを目的としています。
制度の詳細
新たに導入されるボランティア休暇制度では、激甚災害等に指定された自然災害のボランティア活動に、最大で7日間の休暇を付与します。この休暇は、会社の認めた日数に基づき付与され、従業員が自由にボランティア活動に参加できる環境を提供します。
その背景には、自然災害の影響や地域のニーズに対する柔軟な対応が求められていることが挙げられます。例えば、能登半島の地震、台風15号、熱海の大雨など、これまでにも多くの被災地への支援を行ってきたノジマは、こうした活動に従業員が参加しやすい制度を整えることで、さらに多くの貢献ができると期待しています。
過去の支援活動
ノジマはこれまでに、いくつかの大きな災害に対して支援活動を展開してきました。
- - 令和6年能登半島地震(2024年1月): 1,000万円の義援金を寄付。
- - 令和4年台風15号(2022年10月): 静岡市や磐田市に約100万円分の生活用品を寄付。
- - 熱海大雨災害(2021年10月): プライベートブランド「ELSONIC」の電化製品合計555台を寄付し、配送・設置も実施。
- - 令和元年台風19号(2019年10月): 全店舗で対象商品購入時に値引き対応を行った。
- - 熊本地震(2016年4月): 電化製品を400万円相当寄付。
- - 東日本大震災(2011年3月): ノジマグループとして1,000万円を寄付。
これらの取り組みは、地域の皆さまとの絆を深め、被災者を支援する重要な活動です。ノジマは、この新しい制度を通じて、さらに多くの社員がボランティアに参加することを促し、社会全体への貢献を強化したいと考えています。
未来への展望
今後もノジマは、自然災害に対する意識を高め、従業員が積極的に地域社会に寄与できるような取り組みを続けていく方針です。これにより、企業としての社会的責任を果たすと共に、従業員自身が成長できるような環境を提供し続けます。ボランティア活動に積極的に参加する従業員の姿勢は、企業の価値を更に高めるものになるでしょう。
その姿勢が地域の信頼を得ることにつながり、ノジマ自身もより良い企業への成長を目指していくのです。これからのノジマの動向にご期待ください。