JTPが新たに提供する「Third AI 生成AIソリューション」
JTP株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:森 豊)は、2025年4月15日に自社の生成AIソリューション「Third AI」の最新バージョンを発表しました。このソリューションは、新しいGPT-4.1モデルファミリーに対応しており、ビジネス分野での生成AIの活用を支援することを目的としています。
最新モデルの特徴
GPT-4.1の性能向上
OpenAIによって発表されたGPT-4.1モデルは、従来のGPT-4oに比べ、扱えるテキストの量が増しており、コーディングや指示の理解力が強化されています。また、ファミリーには、スピード重視のminiモデルやコスト効率に優れたnanoモデルが追加されています。これにより、様々なビジネスニーズに応じた最適な選択肢が提供されます。
ナレッジカットオフの更新
GPT-4.1モデルファミリーは、2024年6月までの最新データを基に学習されています。これに対して従来のモデルは2023年10月までのデータを使用していたため、最新の情報をより迅速に反映させることが可能になりました。
長文処理能力
最大100万トークンの入力に対応しているため、大量のデータを一度に処理することができ、特に複雑な指示やマルチステップエージェントのタスクに有効です。これにより、長文やコードの処理能力が大幅に向上しました。
コストの最適化
OpenAIによると、GPT-4.1モデルは知能とレイテンシの面でも既存モデルを上回り、レイテンシはほぼ半減し、コストも大幅に削減されています。こうした改善により、企業は効率的かつ経済的に生成AIを活用することが可能です。
Third AI 生成AIソリューションの特長
このサービスでは、企業や組織が生成AIを安全に利用できる環境を提供します。顧客が契約するクラウド環境にシングルテナントでアプリケーションをインストールするため、高いセキュリティを確保。また、SaaSとして開発されているため、定期的に新機能の追加やセキュリティ強化が行われます。
マルチモーダル対応
文章や画像生成、音声による入出力も可能で、さらに顧客のニーズに応じたさまざまな拡張機能を提供しています。直感的なWeb UIを通じて操作できるため、ユーザーは簡単に利用できる点も魅力です。
JTP株式会社とは
JTP株式会社は1987年に設立され、海外のITベンダーやライフサイエンスメーカーに対してテクニカルサポートやトレーニングなどを行う技術サービス会社です。特に「Connect to the Future」をミッションに掲げ、幅広いITソリューションを提供しています。
これからもJTPは、技術力を活かして生成AIの新たな活用モデルを確立し、価値あるソリューションを提供することを目指しています。具体的なサービス内容や導入事例については、公式ページをご覧ください。
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