岡山大学のヘリウム回収事業
2026-01-22 23:02:33

岡山大学が取り組むヘリウムガス回収事業の新たな展開

岡山大学が取り組むヘリウムガス回収事業の新たな展開



国立大学法人岡山大学は、地域の研究機関と協力し、ヘリウムガスの回収プロジェクトを開始しました。このプロジェクトは、中四国地域におけるヘリウムガスのリサイクルを目指し、将来的には液化して他の機関に供給することを計画しています。

プロジェクトの背景と目的


岡山大学は、国立大学法人として地域の研究大学としての立場を強化するため、「中四国・播磨ヘリウムリサイクル事業ネットワーク(中四国・播磨HeReNet)」を立ち上げました。目的は、核磁気共鳴装置(NMR装置)から発生する使用済みヘリウムガスを効率的に回収し、再利用することです。この取り組みは、地域の研究開発を支える重要な基盤となります。

ヘリウムガス回収の実施


2025年12月から、岡山大学は米子工業高等専門学校、鳥取大学、徳島大学の三機関と連携して、NMR装置からヘリウムガスを回収する作業を始めました。各機関の研究者や技術者が参加し、ヘリウムガスの回収に必要な装置を導入し、実際に回収作業に取り組みました。

この日、午前中には、事前に用意されたヘリウムガス回収用の圧縮機1台とガスバッグ10個が各機関に納品され、実際にNMR装置と接続されました。接続作業を終えると、早速ヘリウムガスの回収が開始されました。ガスバッグがいっぱいになると、各機関の職員が新しいバッグに交換する作業が行われます。

今後の展望


このプロジェクトは、段階的に進められます。第一フェーズが完了した後は、連携機関からガスを回収し、その一部を液化して供給する第二フェーズを予定しています。第三フェーズでは、収集したガスのほぼすべてを液化し、連携機関に供給する方法を模索します。

さらに、文部科学省からの支援を受け、岡山大学は新しいヘリウム液化装置とその周辺設備の更新を進めています。これにより、既存装置の約2倍の液化能力を備える予定であり、研究機関と企業に対してより強力な支援を行えるようになります。

地域への貢献


岡山大学は、地域中核大学としての責務を果たし、ヘリウムリサイクルを通じて研究・開発を促進し、地域の学術的基盤を強化することを目指しています。この取り組みは、専門分野における共同研究を活性化し、持続可能な未来の構築にも寄与すると期待されています。地域の研究者と連携しながら、岡山大学の挑戦を今後も見守っていきたいものです。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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