宇宙で見える防風林
2025-06-19 09:40:29

宇宙から見える格子状防風林の価値を未来へつなげる取り組み

プロジェクト始動!宇宙から見える防風林の謎を解く



北海道・中標津町に広がる歴史的な景観、格子状防風林。この壮大な森林は、宇宙飛行士によっても確認された数少ない自然の造形物の一つです。その形成には百年以上の年月と地域の知恵が詰まっています。しかし、その価値は地域内でしか認識されておらず、多くの人に知られていません。そこで、株式会社しるべが立ち上げたのが、クラウドファンディングを通じて制作される特別対談番組です。

特別対談番組の目的


本プロジェクトの最大の目的は、格子状防風林の文化的および歴史的価値を新たに発見し、それを多くの人々に伝えることです。元東京大学大学院生であり、研究者である金子広季氏の修士論文を基に、多くの専門家を招いて対談形式で制作されます。この映像は、無料で公開される予定で、地域の宝を広く知ってもらうための「知のアーカイブプロジェクト」となります。

格子状防風林とは?


根釧台地に広がる格子状防風林は、開拓者たちが厳しい自然環境に適応しながら築き上げてきたものです。そのプロセスにおいては、地域ごとの独自性が見られ、時には科学的な秩序と地元の知恵が交錯しています。金子氏によると、これらの形成過程はただの計画ではなく、長い時間をかけた地元の人々の生活の積み重ねがあるのです。

対談番組の構成


約2時間にわたる対談では、以下の専門家たちが登場します。

  • - 金子 広季氏:研究者として、格子状防風林の形成過程を解説。
  • - 飯島 実氏:NPO伝成館の代表として、地域の郷土史や開拓の背景を語る。
  • - 久保 竜太郎:株式会社しるべの代表として、観光や地域つくりの観点からの考察。
  • - 橋本 美和:中標津のローカルFM「FMはな」のパーソナリティとして進行役を務める。

この映像はYouTubeで無料公開され、視聴者が地域の深い物語に触れることができるようになります。

プロジェクトの期待


番組が公開されることで、全国に格子状防風林の認知度が高まることを期待しています。教育や観光の現場において新しいコンテンツとして活用されることが目指されており、将来的には地域イベントやプログラム開発にもつながる可能性があります。

クラウドファンディングの概要とリターン


本プロジェクトは、2025年6月3日から7月3日までの期間で、クラウドファンディングを募集します。目標金額は20万円で、資金は対談の企画や撮影費用に使用されます。支援者には感謝の意を込めて、先行視聴権や地元のコワーキングスペースの利用権など、多様なリターンを用意しています。

主催者の紹介


株式会社しるべの代表、久保竜太郎氏は、大阪から北海道中標津町へ移住した経歴を持つ人物です。地域の魅力を最大限に引き出す活動を行い、コワーキングスペースの運営やまちづくり、旅行サービスなどを提供しています。彼のビジョンは「最果てを、最先端に」を掲げ、地域の価値向上に寄与することです。

このクラウドファンディングプロジェクトを通じて、皆さんも北海道の隠れた宝、格子状防風林の価値に触れてみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
株式会社しるべ
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