卵殻を活用した陶磁器が世界最高評価を獲得!持続可能な未来に向けての挑戦
日本の陶磁器メーカー、鳴海製陶株式会社が、卵殻を活用した革新的な取り組みで「Tableware International Awards of Excellence 2026」のサステナビリティ部門において最優秀賞を受賞しました。この賞は、業界内で非常に権威あるもので、鳴海製陶がいかにして品質を保ちながらも環境に配慮したモノづくりを実現しているのかを示すものです。
受賞の背景
「Tableware International Awards of Excellence」は、国際的な業界誌「Tableware International」が主催するアワードで、デザイン、革新性、美しさ、ストーリー性などを基準に審査が行われます。今年は13の部門が設けられ、世界各国の専門家やバイヤーが参加しました。鳴海製陶の卵殻を使用した製品は、サステナビリティ部門で優れた取り組みと認められ、ファイナリストに選出。最終的な評価では、素材そのものに加え、モノづくりの姿勢が高く評価されました。
卵殻を資源として捉えなおす挑戦
鳴海製陶の取り組みの中心には、食材加工で生じる卵殻を有効利用するという考え方があります。これまで廃棄されていたこれらの卵殻をサステナブルな資源とし、ナルミボーンチャイナの原料として活用する技術を開発しました。この取り組みの成果は以下の通りです:
- - 卵殻を50%以上使用し、従来の製品と同等の品質を確保。
- - 新たに卵殻を活用することで、採掘資源である石灰石の使用量を大幅に削減。
- - 環境への負荷を減らしながら、食卓やホスピタリティ分野に新たな価値を提供。
これらの成果は、長年培ってきた焼成技術や素材開発の知識が生かされて実現しました。技術の詳細は
こちらで紹介されています。
審査員・主催者のコメント
受賞に際し、審査員からは「卵殻を活用した点が非常に革新的で、環境負荷を減らそうとする姿勢が明確に表れている」との評価が寄せられ、専門家からは「持続可能性と技術革新を見事にかけ合わせた取り組み」とのコメントがありました。これらの評価は、鳴海製陶の挑戦が、業界で注目される要素となっていることを示しています。
未来への展望
鳴海製陶株式会社は、日本初のボーンチャイナ量産化に成功したブランドとして、これからも品質と美しさを追求し続けます。今後は、日常の食卓から特別なホスピタリティ空間まで、環境配慮と上質さを兼ね備えた新たなテーブルウェアを提案していく考えです。持続可能な社会を目指すために、これまでの技術を活かし、さらなる革新を行っていくでしょう。
【会社概要】
- - 会社名:鳴海製陶株式会社(Narumi Corporation)
- - 所在地:愛知県名古屋市緑区鳴海町字伝治山3番地
- - 代表者:代表取締役社長 福井俊成
- - 創業:1946年2月1日
- - 公式サイト:こちら