デジタル通貨実証実験
2025-11-26 15:20:27

不動産業界初のデジタル通貨実証実験へ、企業連携が新たな価値を創出

不動産業界初のデジタル通貨実証実験



日本の不動産業界において、新たな試みが始まりました。株式会社シノケングループが、ゆうちょ銀行および株式会社ディーカレットDCPと共に、デジタル通貨「トークン化預金」の実証実験を開始したのです。この取り組みは、投資用不動産の企画から建築、販売、賃貸管理を行うシノケングループが、社会課題解決型企業としての使命を果たす一環として位置付けられています。

トークン化預金とは



トークン化預金は、従来の銀行預金をデジタル化したもので、ブロックチェーン技術を活用して安全かつ便利に利用できる新しい形の預金です。この仕組みを利用することで、取引の自動化やデータの管理が容易になり、賃貸管理における資金の流れを円滑にすることが期待されています。

シノケングループは、今回の実証実験において、賃貸の月次賃料の支払いをユースケースとして使用し、お客様にとって便利な決済方式を検証する予定です。実験完了は2025年12月末を目指し、最終的には2026年以降に本格導入を図る考えです。

新たな価値の創造



この実証実験のすごいところは、単なる賃貸料の支払いだけに留まらない点です。トークン化預金により、家賃や公共料金の引落し日を自由に設定できるようになる可能性があります。これにより、より柔軟で便利な暮らしの実現が期待されます。さらに、お客様の入居期間や支払い履歴などをもとに「シノケンコイン」を還元するシステムも考案されています。これにより、貯まったポイントを次回の住居探しやサービス利用にも役立てることができます。

シノケングループは「賃貸住宅で暮らすこと」が将来的な資産構築に直結するという新しいサービスを提供することを目指しています。

トークン化への挑戦



この実証実験は、シノケングループが不動産流通の革新に取り組んできた歴史と、近年急成長中のブロックチェーン技術の融合を象徴しています。新たな決済の形は、顧客の生活そのものを価値として変換する可能性を秘めており、これまでの不動産業界にはないビジネスモデルを生み出す土壌となるでしょう。

企業の背景



  • - 株式会社ゆうちょ銀行は、全国に展開する郵便局ネットワークを通じて、様々な金融サービスを提供しており、「お客さまと社員の幸せを目指し、社会と地域の発展に貢献する」ことを企業理念としています。

  • - 株式会社ディーカレットDCPは、デジタル化による価値の変革を目指し、デジタル通貨の発行や決済プラットフォームの構築を行っており、社会課題解決に貢献することを目指しています。

シノケングループは、不安を抱える会社員層のために、革新的な不動産ソリューションを提供していく所存です。デジタル通貨の実証実験が持つ波及効果に期待が高まります。


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会社情報

会社名
株式会社シノケングループ
住所
福岡市中央区天神一丁目1番1号アクロス福岡
電話番号
092-714-0040

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